ウクライナ政治体制の解明 : 求心的多頭競合体制の成立と変容

• 資料種別: 図書
• タイトル: ウクライナ政治体制の解明 : 求心的多頭競合体制の成立と変容
• 著者・編者: 大串, 敦
• 著者標目: 大串, 敦
• 出版年月日等: 2023
• 出版年（W3CDTF）: 2023
• 並列タイトル等: ウクライナ セイジ タイセイ ノ カイメイ : キュウシンテキ タトウ キョウゴウ タイセイ ノ セイリツ ト ヘンヨウ; Ukuraina seiji taisei no kaimei : kyūshinteki tatō kyōgō taisei no seiritsu to hen'yō; Understanding an Ukrainian political regime : rise and transformation of a competing clans regime
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: ウクライナ,政治体制,ロシア・ウクライナ戦争,地方政治
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 出版タイプ： VoR; type:text; 本研究課題は、2014年以前のウクライナの政治体制を地方閥が競合する「求心的多頭競合体制」ととらえたうえで、2014年のユーロマイダン革命によって、それがどのように変容したのか、考察するものであった。本研究によって、「求心的多頭競合体制」が崩壊し、「中央・地方遊離型ポピュリスト体制」ともいうべき体制に変容したことが明らかになった。この体制では中央政界はポピュリスト的政治家とその政治勢力によって支配されているものの、この中央政治勢力が地方に地盤を持たず、中央政治が地方政治から遊離した体制である。 This research project attempted to understand a changing nature of an Ukrainian political regime. Before the Euromaidan uprising in 2014, the Ukrainian political regime can be characterized as a competing clans regime, in which regional clans competed one another at the central level. Since 2014, this regime has changed into a populist regime without roots in local political machines. This transformation occurred as results of the Euromaidan uprising, demise of the Donetsk clan, and the rise of Volodymyr Zelenskyi.; 研究種目 : 基盤研究 (C) (一般) 研究期間 : 2018～2023 課題番号 : 18K01444 研究分野 : 比較政治学
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 20431348
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ