並列タイトル等in vitroがん幹細胞モデル系の開発に関する研究
一般注記SREBPの発がん・悪性進展における役割を探索するために、SREBPを欠損する様々な発がんマウスの樹立を目指す。共同研究期間中に、我々が本来着目していたRbとSREBP-1,2の転写・プロセッシングにおける関係に加え、変異p53がSREBP-2と直接に結合し、その転写活性を促進するという報告がなされた。mTORC1とSREBP-1,2との関係も2010年に報告があり、がん化シグナルの標的としてのSREBPの役割に益々注目が集まっている。クリーニングを終えたREBP-1 KOマウスとRb+/-; p53+/-マウスとの交配を開始した。PTENflox, Rbfloxマウスとの交配も間もなく開始する。また、SREBP-1 KO細胞あるいはSREBP-2ノックダウン細胞において様々ながん化シグナルを亢進させ、その帰結(トランスフォーム、がん幹細胞様の挙動、糖代謝、脂質代謝)を観察している。現時点において、結果の観察には行き着いていないが、研究計画の遂行に必要なマテリアルは着々と揃ってきた。
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