植物の病害抵抗性を制御する新規MAPKカスケードの確立と防除技術への応用

資料種別: 文書・図像類

著者: 西内, 巧ほか

出版者: 金沢大学学際科学実験センター遺伝子研究施設

出版年: 2014-06-05

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

すべて見る

資料に関する注記

一般注記：: 植物の環境ストレス応答には、タンパク質のリン酸化リレーでシグナルを伝達するMAPK(mitogen-activated protein kinase)カスケードが中心的な役割を担っている。MAPKカスケードでは、MAPKKK→MAPKK→MAPKと順次リン酸化され、シロイヌナズナのMAPKK及びMA...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

連携機関・データベースの一覧

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

金沢大学学術情報リポジトリKURA
デジタル
連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。
金沢大学学術情報リポジトリKURAのサイトでこの本を確認

書店で探す

書誌情報

この資料の詳細や典拠（同じ主題の資料を指すキーワード、著者名）等を確認できます。

デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 植物の病害抵抗性を制御する新規MAPKカスケードの確立と防除技術への応用
著者・編者: 西内, 巧
Nishiuchi, Takumi
著者標目: 西内, 巧
Nishiuchi, Takumi
出版事項: 金沢大学学際科学実験センター遺伝子研究施設
出版年月日等: 2014-06-05
出版年（W3CDTF）: 2014-06-05
並列タイトル等: MKD1, a novel MAPKKK, is required for disease resistance against Fusarium Species
タイトル（掲載誌）: 平成25(2013)年度科学研究費補助金基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2013 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2011-2013
掲載巻: 2011-2013
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: MAPK
Rafキナーゼ
植物病原菌
赤かび病菌
トリコテセン系かび毒
植物の病害抵抗性
対象利用者: 一般
一般注記: 植物の環境ストレス応答には、タンパク質のリン酸化リレーでシグナルを伝達するMAPK(mitogen-activated protein kinase)カスケードが中心的な役割を担っている。MAPKカスケードでは、MAPKKK→MAPKK→MAPKと順次リン酸化され、シロイヌナズナのMAPKK及びMAPKについては機能解明が進んでいるが、MAPKKKのほとんどは機能未知である。本研究では、シロイヌナズナのMAPKKKの１つであるMKD1により制御されるMAPKカスケードを明らかにし、赤かび病菌等の植物病原菌に対する抵抗性に重要な役割を担うことを明らかにした。
MAPKKK delat-1 (MKD1), a novel Raf-like MAPKKK, was isolated as a subunit of a complex including the Arabidopsis transcription factor AtNFXL1. An MKD1-dependent cascade positively regulates disease resistance against PstDC3000 and the trichothecene mycotoxin-producing fungal pathogen Fusarium sporotrichioides. MKD1 directly interacted with MKK1 and MKK5 in vivo, and phosphorylated MKK1 and MKK5 in vitro. Correspondingly, mkk1 mutant and MKK5RNAi transgenic plants showed enhanced susceptibility to F. sporotrichioides. MKD1 was required for full activation of two MAPKs (MPK3 and MPK6) by the T-2 toxin. Finally, quantitative phosphoproteomics revealed that an MKD1-dependent cascade controlled phosphorylation of a disease resistance protein, SUMOs, and a mycotoxin-detoxifying enzyme. Our findings reveal that the MKD1-MKK1/MKK5-MPK3/MPK6-dependent signalling cascade plays an important role in plant immune responses against both bacterial and fungal phytopathogens.
研究課題/領域番号:23580060, 研究期間(年度):2011-2013
出典：「植物の病害抵抗性を制御する新規MAPKカスケードの確立と防除技術への応用」研究成果報告書　課題番号23580060（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-23580060/23580060seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00052416
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=46082&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=46082&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=20334790
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23580060/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-23580060/23580060seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA