ボツリヌス神経毒素複合体と腸管免疫系細胞との相互作用の解析

資料種別: 文書・図像類

著者: 松村, 拓大ほか

出版者: -

出版年: 2018-06-27

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学医薬保健研究域医学系ボツリヌス食中毒はボツリヌス神経毒素複合体を経口的に摂取することにより発症する。我々はこれまでに、中毒発症に必須な過程であるにも関わらず不明であった血清型A1型神経毒素複合体の腸管吸収機構を明らかにした。本研究において、我々は血清型B1型神経毒素複合体がA1型とは異なる機...

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: ボツリヌス神経毒素複合体と腸管免疫系細胞との相互作用の解析
著者・編者: 松村, 拓大
Matsumura, Takuhiro
著者標目: 松村, 拓大
Matsumura, Takuhiro
出版年月日等: 2018-06-27
出版年（W3CDTF）: 2018-06-27
並列タイトル等: Analysis of the iteraction of botulinum neurotoxin complex with intestinal immune cells
タイトル（掲載誌）: 平成29(2017)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2017 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-04-01 - 2018-03-31
掲載巻: 2016-04-01 - 2018-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: ボツリヌス
神経毒素複合体
腸管吸収
M細胞
免疫細胞
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学医薬保健研究域医学系
ボツリヌス食中毒はボツリヌス神経毒素複合体を経口的に摂取することにより発症する。我々はこれまでに、中毒発症に必須な過程であるにも関わらず不明であった血清型A1型神経毒素複合体の腸管吸収機構を明らかにした。本研究において、我々は血清型B1型神経毒素複合体がA1型とは異なる機構で腸管から宿主内へ侵入することを発見した。さらにA1型、B1型いずれの神経毒素複合体も腸管上皮直下のsub-epithelial dome (SED)において免疫細胞と共局在していた。これらの結果から、腸管免疫細胞はA1型およびB1型神経毒素の血中への移行に影響しており、ボツリヌス食中毒の発症に関与していることが示唆された。
Food-borne botulism is caused by ingestion of botulinum neurotoxin (BoNT) complexes which composed of BoNT and one or more neurotoxin-associated proteins (NAPs). We have uncovered the site(s) and mechanism of intestinal absorption of type A1 BoNT complex, heretofore largely unknown, which is essential for the onset of food-borne botulism.In this study, we found that type B1 BoNT complex invades into the host from intestine by different mechanisms from type A1. Furthermore, we observed that both type A and type B BoNT complex interact with immune cells which are located in sub-epithelial dome (SED). These results suggest that intestinal immune cells influence the entry of type A1 or type B1 BoNT into the blood stream and are involved in the onset of food-borne botulism.
研究課題/領域番号:16K19123, 研究期間(年度):2016-04-01 - 2018-03-31
出典：研究課題「ボツリヌス神経毒素複合体と腸管免疫系細胞との相互作用の解析」課題番号16K19123（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K19123/16K19123seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00050939
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=44598&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=44598&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=00456930
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K19123/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K19123/16K19123seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA