絶滅危惧II類 (VU)タンチョウの保全に資する有機汚染物質曝露調査

資料種別: 文書・図像類

著者: 鳥羽, 陽ほか

出版者: -

出版年: 2018-05-26

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

すべて見る

資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学医薬保健研究域薬学系北海道東部の湿原に生息するタンチョウは、絶滅危惧種に選定されている。近年、その生息域は人間の生活圏に近づき，人為起源の化学物質への曝露量が増える可能性があることから，化学物質への曝露量の推定は保護活動を行う上で重要である。本研究では、タンチョウの筋肉組織中の残留性有機汚染...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

連携機関・データベースの一覧

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

金沢大学学術情報リポジトリKURA
デジタル
連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。
金沢大学学術情報リポジトリKURAのサイトでこの本を確認

書店で探す

書誌情報

この資料の詳細や典拠（同じ主題の資料を指すキーワード、著者名）等を確認できます。

デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 絶滅危惧II類 (VU)タンチョウの保全に資する有機汚染物質曝露調査
著者・編者: 鳥羽, 陽
Toriba, Akira
著者標目: 鳥羽, 陽
Toriba, Akira
出版年月日等: 2018-05-26
出版年（W3CDTF）: 2018-05-26
並列タイトル等: Research on exposure to organic pollutants for the conservation of Japanese Red crowned crane
タイトル（掲載誌）: 平成29(2017)年度科学研究費補助金基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2017 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2015-04-01 - 2018-03-31
掲載巻: 2015-04-01 - 2018-03-31
掲載ページ: 5p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: タンチョウ
有機汚染物質
多環芳香族炭化水素
残留性有機汚染物質
生体曝露評価
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学医薬保健研究域薬学系
北海道東部の湿原に生息するタンチョウは、絶滅危惧種に選定されている。近年、その生息域は人間の生活圏に近づき，人為起源の化学物質への曝露量が増える可能性があることから，化学物質への曝露量の推定は保護活動を行う上で重要である。本研究では、タンチョウの筋肉組織中の残留性有機汚染物質（POPs）を初めて測定し、観察された濃度は他の鳥類より低く、毒性発現を考慮すべきレベルではないことが分かった。また、胆汁に排泄される多環芳香族炭化水素（PAH）の代謝物である水酸化PAHの分析法を開発し、タンチョウの胆汁中に排泄される代謝物を検出することに成功し、PAH曝露指標の候補になることを明らかにした。
Japanese Red-crowned crane inhabits the marsh in the eastern Hokkaido and it is classified as an endangered species. Nowadays, it lives near human beings and it is concerned that Red-crowned cranes are exposed to more anthropogenic chemical substances. Therefore, it is important to investigate the exposure levels of the chemicals for their protection. In this study, we determined the concentrations of persistent organic pollutants (POPs) in red-crowned crane muscle tissues and the concentrations were not high that their toxicities need to be considered. Furthermore, hydroxylated metabolites of polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs) excreted in the bile of the crane were successfully identified and quantified by using a developed analytical method. The biliary metabolites should be useful for the surveillance of exposure to PAHs.
研究課題/領域番号:15K08043, 研究期間(年度):2015-04-01 - 2018-03-31
出典：研究課題「絶滅危惧II類 (VU)タンチョウの保全に資する有機汚染物質曝露調査」課題番号15K08043（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-15K08043/15K08043seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00054077
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=47754&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=47754&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=50313680
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K08043/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-15K08043/15K08043seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA