消化管ペプチドの機能進化の研究: ホヤの受容体トランスジェニック個体を用いた解析

資料種別: 文書・図像類

著者: 関口, 俊男ほか

出版者: 金沢大学環日本海域環境研究センター

出版年: 2015-05-30

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 脊椎動物における消化ホルモンCCK/ガストリンのホヤ同族体であるcioninやcionin受容体の発現を幼生から成体まで解析した。cionin受容体遺伝子プロモータ―下で蛍光タンパクを発現させる実験より、幼生の運動神経及び神経索に発現が認められた。さらにトランスジェニック個体による解析から、cion...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 消化管ペプチドの機能進化の研究: ホヤの受容体トランスジェニック個体を用いた解析
著者・編者: 関口, 俊男
Sekiguchi, Toshio
著者標目: 関口, 俊男
Sekiguchi, Toshio
出版事項: 金沢大学環日本海域環境研究センター
出版年月日等: 2015-05-30
出版年（W3CDTF）: 2015-05-30
並列タイトル等: Study on functional evolution of the digestive hormone peptide cholecystokinin(CCK)/gastrin: Expression analysis of CCK/gastrin peptide in ascidian Ciona intestinalis
タイトル（掲載誌）: 平成26(2014)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2014 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2013-04-01 - 2015-03-31
掲載巻: 2013-04-01 - 2015-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: コレシストキニン
ガストリン
カタユウレイボヤ
対象利用者: 一般
一般注記: 脊椎動物における消化ホルモンCCK/ガストリンのホヤ同族体であるcioninやcionin受容体の発現を幼生から成体まで解析した。cionin受容体遺伝子プロモータ―下で蛍光タンパクを発現させる実験より、幼生の運動神経及び神経索に発現が認められた。さらにトランスジェニック個体による解析から、cionin受容体がコリン作動性神経に発現していることが示唆された。一方、成体においてはcionin ペプチドが主に中枢神経に発現しており、受容体は中枢神経の他に消化管に認められた。Cionin は中枢神経において神経伝達物質もしくは神経修飾物質として作用すると共に、消化管で機能することが示唆された。
To elucidate the evolution of the digestive hormone cholecystokinin (CCK)/gastrin in chordates, we analyzed the expression of cionin which is a CCK/gastrin ortholog and cionin receptor in the ascidian Ciona intestinalis. Analysis of cionin receptor gene promoter-driven fluorescence demonstrated that the cionin receptor was expressed in the visceral ganglion and tail nerve cord of larval ascidians. This expression pattern coincided with cholinergic neurons. In adult ascidians, cionin mRNA was exclusively expressed in the central nervous system, whereas the expression of cionin receptor mRNA was detected in both the central nervous system and digestive tract. These results suggest that cionin is released from the central nervous system and acts as a neurotransmitter or neuromodulator, affecting cionin receptor-expressing neurons. Alternatively, cionin can affect the digestive tract as a digestive hormone.
研究課題/領域番号:25840114, 研究期間(年度):2013-04-01 - 2015-03-31
出典：研究課題「消化管ペプチドの機能進化の研究: ホヤの受容体トランスジェニック個体を用いた解析」課題番号25840114（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-25840114/25840114seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00054790
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48468&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48468&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=40378568
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25840114/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-25840114/25840114seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA