ヒト皮下脂肪由来エリート間葉系幹細胞の同定とその保有数に影響を与える因子の検証

資料種別: 文書・図像類

著者: 井上, 己音ほか

出版者: -

出版年: 2018-05-25

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学附属病院検査部脂肪組織由来間葉系幹細胞ADRCは、重症心臓血管病への新規治療として注目されているが、患者感で効果がばらつくことが問題点である。我々は、２０名程度の心臓血管病を有する症例からADRCを分離し、その血管新生能について検討を行った。患者由来ADRCはインスリン抵抗性-脂肪慢性炎症-...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: ヒト皮下脂肪由来エリート間葉系幹細胞の同定とその保有数に影響を与える因子の検証
著者・編者: 井上, 己音
Inoue, Oto
著者標目: 井上, 己音
Inoue, Oto
出版年月日等: 2018-05-25
出版年（W3CDTF）: 2018-05-25
並列タイトル等: Identification and validation of the angiogenic adipose-derived stem cells among patients with cardiovasciular diseases
タイトル（掲載誌）: 平成29(2017)年度科学研究費補助金研究活動スタート支援研究成果報告書 = 2017 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-08-26 - 2018-03-31
掲載巻: 2016-08-26 - 2018-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 脂肪組織由来間葉系幹細胞
血管新生
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学附属病院検査部
脂肪組織由来間葉系幹細胞ADRCは、重症心臓血管病への新規治療として注目されているが、患者感で効果がばらつくことが問題点である。我々は、２０名程度の心臓血管病を有する症例からADRCを分離し、その血管新生能について検討を行った。患者由来ADRCはインスリン抵抗性-脂肪慢性炎症-CD271陽性サブセットの減少、という大まかな流れの中で劣化するという知見を得た。同定されたCD271陽性ADRCは、ADRC自体の増殖能・増殖因子発現量・移植モデルにおける足壊疽治療効果能と有意に相関しており、幹細胞治療の効果に大きな影響を与えるサブセットと考え、解析を進めている。
Adipose-derived stem cells (ADSCs) have been emerged as an attractive option for regenerative therapy. ADSCs are composed of various subsets and the CD271+ subset is reported to be more primitive and proliferative. ADSCs were isolated from subcutaneous adipose tissue of 20 patients undergoing elective cardiac surgery. The percentages of CD271+ subset in CD45-CD34+ ADSCs were measured by flowcytometer. According to the CD271 frequency, ADSCs samples were divided into two groups (“high” and “low” groups). Nude mice were subjected to hindlimb ischemia and 1 million of ADSCs) were injected into the ischemic muscles. At day 14, neovascularization was evaluated by laser Doppler analysis and histological analysis using fluorescent-labeled lectin perfusion in duplicate. Intramuscular injection of ADSCs of the “high” group demonstrated enhanced neovascularization compared to the “low” group in laser Doppler analysis and also in histological analysis.
研究課題/領域番号:16H06828, 研究期間(年度):2016-08-26 - 2018-03-31
出典：研究課題「ヒト皮下脂肪由来エリート間葉系幹細胞の同定とその保有数に影響を与える因子の検証」課題番号16H06828（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16H06828/16H06828seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00056160
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=49848&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=49848&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=00781147
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H06828/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16H06828/16H06828seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA