個別面接法調査における調査員効果に関する計量的研究

資料種別: 文書・図像類

著者: 小林, 大祐ほか

出版者: 金沢大学人間社会研究域人間科学系

出版年: 2019-05-27

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 個別面接法調査において，調査員の目に見える特徴が回答内容に偏りを生じさせる可能性が指摘されているが，日本においてはまだ少ない。そこで全国規模の無作為抽出調査データと調査員の基本属性を組み合わせたデータセットを用いて，調査員の年齢や性別，およびそれらと回答者属性の組み合わせが回答に与える影響について検...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 個別面接法調査における調査員効果に関する計量的研究
著者・編者: 小林, 大祐
Kobayashi, Daisuke
著者標目: 小林, 大祐
Kobayashi, Daisuke
出版事項: 金沢大学人間社会研究域人間科学系
出版年月日等: 2019-05-27
出版年（W3CDTF）: 2019-05-27
並列タイトル等: Research on interviewer effects on reporting in an interviewer-administered survey
タイトル（掲載誌）: 平成30(2018)年度科学研究費補助金基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2018 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載巻: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載ページ: 5p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 社会調査
調査票調査
調査員効果
性別役割意識
対象利用者: 一般
一般注記: 個別面接法調査において，調査員の目に見える特徴が回答内容に偏りを生じさせる可能性が指摘されているが，日本においてはまだ少ない。そこで全国規模の無作為抽出調査データと調査員の基本属性を組み合わせたデータセットを用いて，調査員の年齢や性別，およびそれらと回答者属性の組み合わせが回答に与える影響について検討した。性別役割意識を従属変数とした分析の結果，回答者の「年齢」と「調査員男性ダミー」のクロスレベル交互作用効果が有意となった。これは高年齢者ほど性別役割分業に対して肯定的な態度を持っているにもかかわらず，女性調査員を前にした場合には，そのような意見表明は避けられやすくなると解釈できるだろう。
In recent years, an increasing number of studies have examined interviewer effects. However, previous studies were mainly based on data from surveys only conducted in Western countries. Since the effects of observable traits of interviewers have usually been discussed in connection with the cultural context of each society, it is important to examine whether the tendencies about interviewer effects on reports in Japan are the same in Western countries. Thus, the main goal of this study is to investigate the effects of observable traits of interviewers on survey responses in Japan, using national sample survey as a dataset.As a result, we found that the cross-level interaction effect between interviewer-gender and respondent-age is significantly positive. Taking the negative effect of respondent-age as the main effect into consideration, we could interpret these results as older people reporting more gender-role egalitarian answers than they actually have before a female interviewer.
研究課題/領域番号:16K04030, 研究期間(年度):2016-04-01 - 2019-03-31
出典：研究課題「個別面接法調査における調査員効果に関する計量的研究」課題番号16K04030（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K04030/16K04030seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00054581
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48259&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48259&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=40374871
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K04030/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K04030/16K04030seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA