里山里海の生物多様性資源を活かした循環型生物共生農業の構築

資料種別: 文書・図像類

著者: 西川, 潮ほか

出版者: 金沢大学環日本海域環境研究センター

出版年: 2019-09-04

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 羽咋地域での水田調査の結果、長期自然栽培に取り組んでいる水田では捕食者の多様性が増加し、害虫の多発生が抑制される傾向が認められた。慣行栽培田と比べ、自然栽培田では水稲収量が半分以下となるが、コメは良品質である。自然栽培田の水稲収量を向上させるうえで、竹粉砕物の施用が効果的である。能登の観光と農業体験...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 里山里海の生物多様性資源を活かした循環型生物共生農業の構築
著者・編者: 西川, 潮
Nisikawa, Usio
著者標目: 西川, 潮
Nisikawa, Usio
出版事項: 金沢大学環日本海域環境研究センター
出版年月日等: 2019-09-04
出版年（W3CDTF）: 2019-09-04
並列タイトル等: Using biodiversity resources from satoyama-satoumi to develop sustainable wildlife-friendly farming
タイトル（掲載誌）: 平成30(2018)年度科学研究費補助金基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2018 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-07-19 - 2019-03-31
掲載巻: 2016-07-19 - 2019-03-31
掲載ページ: 6p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 環境保全型農業
水田
生物多様性
エコツーリズム
選択実験
支払意思額
持続可能性
行動選択動態
対象利用者: 一般
一般注記: 羽咋地域での水田調査の結果、長期自然栽培に取り組んでいる水田では捕食者の多様性が増加し、害虫の多発生が抑制される傾向が認められた。慣行栽培田と比べ、自然栽培田では水稲収量が半分以下となるが、コメは良品質である。自然栽培田の水稲収量を向上させるうえで、竹粉砕物の施用が効果的である。能登の観光と農業体験に関する市場調査を実施し、市民の選好を把握した。あわせて全国の一般消費者と飲食店の仕入れ担当者を対象とした各種調査を実施した。持続型自然農業の振興策として、自然栽培による生物多様性向上効果を一般消費者向けに宣伝することと、農作物の収穫・加工およびそれを食べる企画をエコツアーに含めることが重要となる。
Based on paddy field surveys in the Hakui region, we revealed that predator diversity increases while pest insect abundances decrease in paddy fields with a long-term practice of natural cultivation. The rice yield in natural paddy fields was less than half of that of conventional paddy fields. Nevertheless, natural rice was of good quality. We showed that bamboo chip application was effective in enhancing rice yield in natural farming. We conducted questionnaire surveys on ecotourism in the Noto area and on farming experience to understand citizens’ preferences. We also evaluated potential market size for wildlife-friendly rice against rice consumers and professional buyers in the food industry. To promote sustainable wildlife-friendly farming, information about the effectiveness of wildlife-friendly farming on biodiversity should be directed towards citizens, and ecotourism planning should include harvesting and processing of agricultural products and eating of such products.
研究課題/領域番号:16KT0029, 研究期間(年度):2016-07-19 - 2019-03-31
出典：研究課題「里山里海の生物多様性資源を活かした循環型生物共生農業の構築」課題番号16KT0029（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16KT0029/16KT0029seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00055013
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48691&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=48691&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=00391136
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16KT0029/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16KT0029/16KT0029seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA