遷移金属酸化物を用いた電子フォノン相互作用の実証的研究

資料種別: 文書・図像類

著者: 奥寺, 浩樹ほか

出版者: 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系

出版年: 2019-06-03

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

すべて見る

資料に関する注記

一般注記：: Ni(x)Fe(3-x)O(4)(x = 0.0 ~ 0.5) と Mn(x)Fe(3-x)O(4)(x = 0.0 ~ 1.0) の二系列の磁鉄鉱試料合計14種を育成し、これらの試料を用いて原子間距離の変化、原子変位量の絶対値の変化、及び原子変位の異方性の変化を検証した。両系列について、異種原子を...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

連携機関・データベースの一覧

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

金沢大学学術情報リポジトリKURA
デジタル
連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。
金沢大学学術情報リポジトリKURAのサイトでこの本を確認

書店で探す

書誌情報

この資料の詳細や典拠（同じ主題の資料を指すキーワード、著者名）等を確認できます。

デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 遷移金属酸化物を用いた電子フォノン相互作用の実証的研究
著者・編者: 奥寺, 浩樹
Okudera, Hiroki
著者標目: 奥寺, 浩樹
Okudera, Hiroki
出版事項: 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系
出版年月日等: 2019-06-03
出版年（W3CDTF）: 2019-06-03
並列タイトル等: Empirical research of electron-phonon interaction on transition-metal oxides
タイトル（掲載誌）: 平成30(2018)年度科学研究費補助金基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2018 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載巻: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 鉱物物理
電子フォノン相互作用
Mn-doped magnetite
Ni-doped magnetite
trimeron
格子歪み
対象利用者: 一般
一般注記: Ni(x)Fe(3-x)O(4)(x = 0.0 ~ 0.5) と Mn(x)Fe(3-x)O(4)(x = 0.0 ~ 1.0) の二系列の磁鉄鉱試料合計14種を育成し、これらの試料を用いて原子間距離の変化、原子変位量の絶対値の変化、及び原子変位の異方性の変化を検証した。両系列について、異種原子を少量導入するだけで鉄-酸素間の結合力が急速に弱まることと、特定の格子振動モードが消失することが示された。消滅するフォノンと低温相（絶縁体相）での原子変位を比較することによって、低温相で報告されている原子変位が確かに「凍結されたフォノン」であることを確認した。
The author successfully prepared two series of heteroatom-doped magnetite specimens with compositions Ni(x)Fe(3-x)O(4)(x: 0.0 ~ 0.5) and Mn(x)Fe(3-x)O(4)(x: 0.0 ~ 1.0) (total 14). Changes in interatomic distances, absolute values of atomic displacements and their anisotropy were examined on those specimens with single-crystal X-ray diffractometry and successive structure refinements. As a result, not only an abrupt weakening of cation-anion bonds but also disappearance of a particular lattice vibration mode (dynamic) were observed on heteroatom-doped specimens. By comparing the reported atomic displacements (static) in the low temperature phase and the lattice mode which should be unique on the high temperature phase, the author confirmed that the atomic displacements in the low temperature phase is a “frozen” phonon which is unique in the high temperature, semimetallic phase of magnetite.
研究課題/領域番号:16K05604, 研究期間(年度):2016-04-01 - 2019-03-31
出典：研究課題「遷移金属酸化物を用いた電子フォノン相互作用の実証的研究」課題番号16K05604（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K05604/16K05604seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00056647
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=50338&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=50338&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=50401881
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K05604/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K05604/16K05604seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA