サケの母川水ニオイに対する嗅覚記憶脳内分子に関する研究

資料種別: 文書・図像類

著者: 上田, 宏ほか

出版者: 金沢大学学内共同利用施設等 / 北海道大学

出版年: 2016-05-11

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: サケの生まれた川（母川）のニオイに対する嗅覚記憶脳内分子に関する研究を行い、シロザケ稚魚がふ化場から川に放流されると脳－下垂体－甲状腺（BPT）ホルモンが活性化し、その後にNMDA受容体必須サブユニットNR1遺伝子発現量が増加すること、およびシロザケ親魚がベーリング海からふ化場までの母川回帰する時は...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: サケの母川水ニオイに対する嗅覚記憶脳内分子に関する研究
著者・編者: 上田, 宏
Ueda, Hiroshi
著者標目: 上田, 宏
Ueda, Hiroshi
出版事項: 金沢大学学内共同利用施設等 / 北海道大学
出版年月日等: 2016-05-11
出版年（W3CDTF）: 2016-05-11
並列タイトル等: Studies on olfactory memory molecules to natal stream odors in the brain of salmon
タイトル（掲載誌）: 平成27(2015)年度科学研究費補助金基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2015 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2011-04-01 – 2016-03-31
掲載巻: 2011-04-01 – 2016-03-31
掲載ページ: 6p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: サケ
母川記銘
母川回帰
嗅覚記憶
NMDA受容体
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
生殖腺刺激ホルモン出ホルモン
嗅電図
対象利用者: 一般
一般注記: サケの生まれた川（母川）のニオイに対する嗅覚記憶脳内分子に関する研究を行い、シロザケ稚魚がふ化場から川に放流されると脳－下垂体－甲状腺（BPT）ホルモンが活性化し、その後にNMDA受容体必須サブユニットNR1遺伝子発現量が増加すること、およびシロザケ親魚がベーリング海からふ化場までの母川回帰する時は、脳－下垂体－生殖腺（BPG）ホルモンが活性化し、NR1遺伝子発現量も遡河回遊に伴い増加することを明らかにした。サケの母川記銘・回帰は、BPT・BPGホルモンにより制御され、母川水ニオイの記憶・想起脳内分子としてNR1を分子指標として用い得ることを明らかにした。
Olfactory memory formation during juvenile salmon imprinting migration and retrieval during adult homing migration were investigated. In the brain of hatchery-reared underyearling juvenile chum salmon (Oncorhynchus keta), thyrotropin-releasing hormone (TRH) gene expression increased immediately after release from a hatchery into the natal steam, and the expression of the essential NR1 subunit of the N-methyl-D-aspartate receptor increased during downstream migration. Gene expression of salmon gonadotropin-releasing hormone (sGnRH) and NR1 increased in the adult chum salmon brain during homing from the Bering Sea to the natal hatchery. Thyroid hormone treatment in juveniles enhanced NR1 gene activation, and GnRHa treatment in adults improved stream odor discrimination. Olfactory memory formation during juvenile downstream migration and retrieval during adult homing migration of chum salmon might be controlled by endocrine hormones and could be clarified using NR1 as a molecular marker.
研究課題/領域番号:23380106, 研究期間(年度):2011-04-01 – 2016-03-31
出典：研究課題「サケの母川水ニオイに対する嗅覚記憶脳内分子に関する研究」課題番号23380106（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-23380106/23380106seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00059217
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=52931&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=52931&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=00160177
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23380106/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-23380106/23380106seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA