胃癌微小環境における脂肪由来幹細胞の機能解析と間質線維化制御への応用

資料種別: 文書・図像類

著者: 木下, 淳ほか

出版者: -

出版年: 2018-05-28

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学医薬保健研究域医学系本研究では、胃癌細胞と脂肪由来幹細胞(ADSC)との細胞間相互作用に関する検討を実施した。ヒト大網よりADSCを分離、培養し、CAF（癌関連線維芽細胞）としての機能解析を行った結果、ADSCは癌細胞のEMTを誘導し、xenograftにおいて、間質内の線維化を誘導する事を...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 胃癌微小環境における脂肪由来幹細胞の機能解析と間質線維化制御への応用
著者・編者: 木下, 淳
Kinoshita, Jun
著者標目: 木下, 淳
Kinoshita, Jun
出版年月日等: 2018-05-28
出版年（W3CDTF）: 2018-05-28
並列タイトル等: Adipose-Derived Cells Enhance Cancer Stem Cell Property and Chemo-resistance in Gastric Cancer
タイトル（掲載誌）: 平成29(2017)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2017 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2015-04-01 – 2018-03-31
掲載巻: 2015-04-01 – 2018-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: gastric cancer
ADSC
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学医薬保健研究域医学系
本研究では、胃癌細胞と脂肪由来幹細胞(ADSC)との細胞間相互作用に関する検討を実施した。ヒト大網よりADSCを分離、培養し、CAF（癌関連線維芽細胞）としての機能解析を行った結果、ADSCは癌細胞のEMTを誘導し、xenograftにおいて、間質内の線維化を誘導する事を確認した。胃癌細胞との共培養下において、sphere形成能を亢進させ、stemness関連蛋白の発現が増強し、癌幹細胞性獲得に関与している可能性が考えられた。更にマウス皮下腫瘍モデルにてADSCと胃癌細胞との共投与群では、5-FUの腫瘍縮小効果が抑制され、ADSCが化学療法抵抗性獲得に関与する事が示唆された。
Little is known regarding the influence of adipose tissue derived stem cells (ADSC) in gastric cancer (GC).We investigated the potential effects between GC cell lines and ADSC.The sphere-forming efficiency of GC cells was significantly increased while directly co-cultured with ADSC. OCUM2MD3 cells generated subctaneous tumors increased in size after co-injection with ADSC in mouse model. Xenografts tissue revealed the expression of αSMA was increased in tumors generated by co-injection of OCUM2MD3 with ADSC in comparison with control tumors, which corresponds to the significant increase of fibrous area. The expressions of αSMA and FAP on ADSC were confirmed by fluorescent immunostaining. We also examined whether ADSC is associated with the chemo-sensitivity of OCUM2MD3 using 5-FU. ADSC enhance sphere formation and in vivo tumor growth of GC cells. ADSC also induced 5-FU-resistance, which suggests ADSC acts as CAF in tumor microenvironment of GC.
研究課題/領域番号:15K19876, 研究期間(年度):2015-04-01 – 2018-03-31
出典：研究課題「胃癌微小環境における脂肪由来幹細胞の機能解析と間質線維化制御への応用」課題番号15K19876（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-15K19876/15K19876seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00058980
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=52686&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=52686&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=90584855
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15K19876/
https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-15K19876/15K19876seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA