タイトル(掲載誌)平成19(2007)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2007 Research Project Summary
一般注記金沢大学医薬保健研究域医学系
リハビリテーションに重要な運動学習について,動物モデル(ラット)を用いて脳内の神経伝達についてドーパミン,セロトニン,ノルエピネフリンの影響を薬剤投与の方法で検討した.本年度は,昨年度の運動学習獲得について実験を行ったラット48匹を対象とした.6ヶ月間の実験休止期間の後,4レバー・オペラント課題を行わせ運動学習の保持について加速度計により測定した相関係数で検討した.再開後の運動学習の保持が確認できた.さらに,薬剤投与による影響を検討した.薬剤の違いによる結果の詳細は現在検討中であるが,ドーパミン,セロトニンのアンタゴニストとして薬理作用がそれぞれ異なるハロペリドール,クロザピンの2剤とノルエピネフリンの投与による明確な違いはないようである.今後は,新たな脳内メカニズムを検討し,組織学的な検討も加えて実施する.
研究課題/領域番号:18700456, 研究期間(年度):2006 – 2007
出典:「リハビリテーション技術確立のための運動学習と脳内神経伝達修飾に関する基礎研究」研究成果報告書 課題番号18700456(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18700456/)を加工して作成
一次資料へのリンクURLhttps://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=54693&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
関連情報https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=70334787
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18700456/
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)