文書・図像類

テフラと古環境の編年に基づく巨大カルデラの第四紀地殻変動の解明

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テフラと古環境の編年に基づく巨大カルデラの第四紀地殻変動の解明

資料種別
文書・図像類
著者
森脇, 広
出版者
鹿児島大学
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(C)))研究成果報告書 課題番号:21501001 研究代表者:森脇広 (鹿児島大学法文学部教授)南九州の鹿児島湾を構成する姶良カルデラ周辺の臨海平野には完新世海成段丘が分布する.これらの段丘面の編年と高度分布,さらに,露頭調査と...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
森脇, 広
著者標目
森脇, 広 モリワキ, ヒロシ
出版事項
並列タイトル等
Study on the Quaternary crustal movement of gigantic calderas based on the chronology of tephra and palaeoenvironment
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(基盤研究(C)))研究成果報告書 課題番号:21501001 研究代表者:森脇広 (鹿児島大学法文学部教授)
南九州の鹿児島湾を構成する姶良カルデラ周辺の臨海平野には完新世海成段丘が分布する.これらの段丘面の編年と高度分布,さらに,露頭調査とボーリング掘削によって得られた構成堆積物の古環境的解析を行い,旧海水準の高度分布を明らかにし,姶良カルデラを中心とした鹿児島湾周辺の第四紀地殻変動を検討した.編年の方法は,テフラと^{14}C年代による.その結果,これまで示唆されてきた姶良カルデラを中心とした完新世の曲隆がさらに確かなものとなった.これは,姶良カルデラの火山活動と関連していると考えられ,桜島火山などの将来の噴火を評価する基礎資料として活用できると考える.
Holocene marine terraces occur on the coastal plains around the Aira caldera in the Kagoshima bay, southern Kyushu. The chronology and distribution of the elevation of those terrace surfaces and deposits were examined on the basis of tephra beds and ^{14}C dates. As a result, Holocene upwarping centred by the Aira caldera, previously suggested, was confirmed. This upwarping is likely related to the volcanic activity of the Aira caldera.