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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 小針, 統
- 著者標目
- 出版事項
- 並列タイトル等
- Impacts of zooplankton community to vertical flux
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(若手研究(B)))研究成果報告書 課題番号：21710012 研究代表者：小針統 (鹿児島大学水産学部准教授)本研究の目的は、これまで見過ごされてきた海洋中深層への炭素輸送に与える動物プランクトン群集の影響を評価することである。糞粒は表層で量的に卓越する動物プランクトン分類群から排出されているが、同時に沈降中にこれら分類群によって消費・断片化されていた。沈降中におおきく変容あるいは減耗する糞粒よりも、動物プランクトン量が少ない海域や時期には、動物プランクトン鉛直移動者によって輸送された呼吸量が動物プランクトン群集を介した炭素輸送において相対的に重要になった。The aim of the present study is to evaluate the impacts of zooplankton community to downward carbon flux, which have been ignored. Fecal pellets were egested by the predominant taxonomic groups in zooplankton biomass at the surface, and were also consumed and fragmented by these groups during sink. Compared with the zooplankton fecal pellets which was largely changed or declined during sink, respiratory flux transported by diurnally vertical migrants at depth was relatively important for downward flux via zooplankton community in the areas and seasons with low zooplankton biomass.