文書・図像類

歯質との自己審美整合機能を有する高審美性修復用コンポジットレジンの開発

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歯質との自己審美整合機能を有する高審美性修復用コンポジットレジンの開発

資料種別
文書・図像類
著者
有川, 裕之
出版者
鹿児島大学
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

2010-2013年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号:22592188 研究代表者:有川裕之(鹿児島大学・医歯(薬)学総合研究科・助教)歯質の光学的性質や色調に近似したモノマーやフィラー、光重合開始剤を導入し、これらの組成の最適化をはかることで歯質の質感や色調を自己整合...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
有川, 裕之
著者標目
出版事項
並列タイトル等
Development of aesthetic light-activated restorative composite ressin with self-esthetic matching system
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
2010-2013年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号:22592188 研究代表者:有川裕之(鹿児島大学・医歯(薬)学総合研究科・助教)
歯質の光学的性質や色調に近似したモノマーやフィラー、光重合開始剤を導入し、これらの組成の最適化をはかることで歯質の質感や色調を自己整合できる機能をもち、審美修復精度を高めた修復用コンポジットレジンの開発をおこなった。試作コンポジットレジンは、光透過特性や光拡散特性においてエナメル質と象牙質のほぼ中間の特性を示し、色調においても歯質との高い整合性を得ることができた。一方、口腔内で想定される温度変化に対してレジンの屈折率の変動がみられ、それに伴って試作レジンの光透過特性等も変動することが判明した。これはコンポジットレジン修復物と歯質との審美的整合性を得る上で障害となることが明らかとなった。
The aim of this study was to develop the esthetic restorative composite resin with self—esthetic matching system. Considering the optical properties and color characteristics, some resin monomers, silica filler and photoinitiators, which have desirable benefits for trial composite resin, were selected. Measurements of the refractive index, light transmittance and reflectance characteristics, and CIEL*a*b* color values were carried out. The optical properties and color characteristics for the trial composite resin agreed with those for enamel and dentin of natural tooth. However, there were significant differences in optical properties and color of the resin at different temperatures from 4C to 60C. From these results, the trial composite resin had high esthetic characteristics. However, the resin showed thermochromism, which was the thermal changes in optical and color characteristics. This would affect the esthetic matching between natural tooth and restorative composite resin.