文書・図像類

舌下免疫 : 粘膜ワクチンの新たな投与経路としての有用性に関する研究

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舌下免疫 : 粘膜ワクチンの新たな投与経路としての有用性に関する研究

資料種別
文書・図像類
著者
黒野, 祐一
出版者
鹿児島大学
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

2008-2010年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 課題番号:20390443 研究代表者:黒野祐一 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授)舌下ワクチンの上気道感染症予防に対する効果と安全性を検討することを目的として、細菌の菌体成分であるホスホリルコリン(PC)をマウスに舌下投...

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
黒野, 祐一
著者標目
出版事項
並列タイトル等
Sublingual immunization : A new vaccination route for mucosa immunity and protection of upper respiratory infection
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
2008-2010年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 課題番号:20390443 研究代表者:黒野祐一 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授)
舌下ワクチンの上気道感染症予防に対する効果と安全性を検討することを目的として、細菌の菌体成分であるホスホリルコリン(PC)をマウスに舌下投与し、その粘膜免疫応答を観察した。その結果、PCを舌下投与することで経鼻投与と同等の粘膜および全身免疫応答が誘導され、細菌の鼻腔からのクリアランスを亢進し、舌下免疫の感染予防効果が示された。さらに、舌下ワクチンはⅠ型アレルギー反応を抑制することが証明された。
In order to investigate the effectiveness and safety of sublingual vaccine for protecting upper respiratory infection, phosphorylcholine (PC) was sublingually administered to mice and mucosal immune responses were examined. The results showed that sublingual immunization with PC induced mucosal and systemic immune responses as strong as intranasal immunization and increased bacterial clearance from nose, indicating the immune-protective effectiveness of sublingual vaccine. Further, it was demonstrated that sublingual vaccine reduced type I allergic reaction.