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文書・図像類

マメ科植物の根粒菌監視機構関連分子の同定と共生組織・細胞内での所在

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マメ科植物の根粒菌監視機構関連分子の同定と共生組織・細胞内での所在

資料種別
文書・図像類
著者
内海, 俊樹
出版者
鹿児島大学
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

2011-2013年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号:23570058 研究代表者:内海俊樹(鹿児島大学・理工学研究科・教授)マメ科植物による根粒菌のリポ多糖(LPS)認識は、共生成立に重要であるとされているが、LPS認識に関与する植物分子は不明である。ミヤコグサのLP...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
内海, 俊樹
著者標目
出版事項
並列タイトル等
Identification of a plant molecule involved in a surveillance system for the symbiotic nitrogen fixation and its localization in the symbiotic tissues
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
2011-2013年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))研究成果報告書 課題番号:23570058 研究代表者:内海俊樹(鹿児島大学・理工学研究科・教授)
マメ科植物による根粒菌のリポ多糖(LPS)認識は、共生成立に重要であるとされているが、LPS認識に関与する植物分子は不明である。ミヤコグサのLPS結合タンパク質(LBP)の遺伝子を同定し、LjLBPと名付けた。これらLjLBPの組換えタンパク質は、大腸菌のLPSと強い結合活性を示した。蛍光タンパク質との融合遺伝子を構築してLjLBPの所在を検討した結果、根組織では細胞外に分泌されること、また、根粒では、細胞内部に侵入した根粒菌を標的としていることが示唆された。しかし、過剰発現や発現抑制、あるいは、変異植物を用いた実験では、LjLBP遺伝子が共生成立に必須であることの証明には至らなかった。
Lipopolysaccharide (LPS) of bacteria induces the plant resistance in pathogenic combination and is also involved in the establishment of symbiosis between legumes and rhizobia. However, LPS recognition system is still unknown in plants. Referring LBP of mammals, four LBP-candidates were identified on the genome of Lotus japonicus and referred to as LjLBPs. N-terminal barrel of LjLBPs bound with LPS of Escherichia coli. Hairy roots transformed with the fusion genes of LjLBPs and mOrange revealed the localization of LjLBPs. LjLBPs were secreted to the outside of the roots and, in the nodule, targeted to the rhizobia that penetrated into the host plant cells. We investigated the symbiotic phenotype of the hairy roots carrying RNAi- and overexpressing- constructs, and mutant lines generated by EMS treatment or LORE1 insertion. However, we could not establish the idea that LjLBPs were essential for the symbiosis between L. japonicus and its microsymbiont Mesorhizobium loti.