文書・図像類

近代日本の教育学と発達概念の展開

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近代日本の教育学と発達概念の展開

資料種別
文書・図像類
著者
前田, 晶子
出版者
鹿児島大学
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

2008-2010年度科学研究費補助金(若手研究(B))研究成果報告書 課題番号:20730509 研究代表者:前田晶子 (鹿児島大学教育学部准教授)本研究は、日本の発達概念の形成史と、その教育学への定位の過程について、教育の基礎学としての児童研究における発達研究の分析、児童研究に中心的役割を果たし...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
前田, 晶子
著者標目
前田, 晶子 マエダ, アキコ
出版事項
並列タイトル等
Education and the Idea of Development in Modern Japan
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
2008-2010年度科学研究費補助金(若手研究(B))研究成果報告書 課題番号:20730509 研究代表者:前田晶子 (鹿児島大学教育学部准教授)
本研究は、日本の発達概念の形成史と、その教育学への定位の過程について、教育の基礎学としての児童研究における発達研究の分析、児童研究に中心的役割を果たした富士川游の教育病理学の学説史的位置づけ、発達論争(1934年)の論者である山下徳治における発生論的発達思想の解明を通して明らかにしたものである。全体として、進化論などの発生論的関心、病理学などの医学的関心、そして仏教やキリスト教の宗教的関心の交差する地点で発達概念への探究が行われていたことが浮かび上がった。
This study focuses the concept of “development” and how it became central to several educational theories in modern Japan. Through the analysis of the Journal of Child Research and the thought of Fujikawa Yu, a main writer of the journal, we clarified that in Meiji period there were not only educational interests, but also medical and embryological ones in this concept of development. Yamashita Tokuji, who took a polemic on this issue in 1934, also inquired into primitive and even religious meanings to this idea. While there were fruitful approaches in this field of child research, they were hardly pursued by the majority of educationalists.