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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 松永, 直樹
- 著者標目
- 出版事項
- 並列タイトル等
- Electrochemical synthesis and photocatalytic properties of Al_2O_3-ITO-TiO_2 system film
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 2009-2011年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(若手研究(B)))研究成果報告書 課題番号：21760535 研究代表者：松永直樹 (鹿児島大学大学院理工学研究科(工学系)助教)0-0.1 mol/l TiCl_4 水溶液中での電解は緻密アルミナ/スズドープインジュウム酸化物(ITO)カソードと炭素アノード間で10 V/cm の電場で行われた。複合体カソードは水溶液中に溶解し、その後、電極表面にTiO_2 を析出させた。SEM、XRD、EPMA、ラマンスペクトル、UV-vis スペクトル及びXPS は析出した膜の構造解析に使用した。膜表面上に形成したTiO_2 の構造は加熱温度の増加にともなってアモルファスからルチルに変化した。TiO_2 を有する析出膜は200-800 nm の広域波長で光エネルギーを効率的に吸収した。光電流はpH 5.8 のシュウ酸溶液中のTiO_2を有する析出膜とPt 線間に流れ、両電極でシュウ酸の分解を促進した（C_2O_4^{2-} + 2h → 2CO_2, 2H^{+} + 2e^{-} → H_2）。Electrolysis of TiCl4 aqueous solutions of 0-0.1 mol/l was carried out at 10 V/cm of electric filed strength between dense alumina/tin-doped indium oxide (ITO) cathode and carbon anode. The composite cathode dissolved in the solution and was precipitated with TiO_2 on the surface of the electrode. SEM, XRD, EPMA, Raman spectra, UV-vis spectra and XPS were used to analyze the structure of the deposited film. The structure of TiO_2 formed on the surface of the film changed from amorphous to rutile with an increase in heating temperature. The deposited film with TiO_2 absorbed efficiently the photon energy in the wide wavelength range from 200 to 800 nm. The photocurrent flowed between the deposited film with TiO_2 and Pt wire in oxalic acid solutions at pH 5.8 and accelerated the decomposition of oxalic acid at both the electrodes (C_2O_4^{2-}+2h→2CO_2, 2H^{+}+2e^{-}→H_2).