分割表における仮説検定統計量の分布の漸近近似とその応用

• 資料種別: 博士論文
• タイトル: 分割表における仮説検定統計量の分布の漸近近似とその応用
• タイトルよみ: ブンカツヒョウ ニオケル カセツ ケンテイ トウケイリョウ ノ ブンプ ノ ゼンキン キンジ ト ソノ オウヨウ
• 著者・編者: 小部, 敬純
• 著者標目: 小部, 敬純 コベ, タカスミ
• 出版事項: 鹿児島大学
• 並列タイトル等: Asymptotic approximations of the distribution of the test statistics for contingency tables and its applications
• 授与機関名: 鹿児島大学
• 授与年月日: 2017-03-24
• 報告番号: 甲理工研第441号
• 学位: 博士(理学); Doctor of Philosophy in Science
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: カイ二乗極限分布; 分割表; 対称性検定; 同時独立性検定; φ-ダイバージェンス; パワーダイバージェンス; バートレット修整; 改良変換
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 博士論文全文, 博士論文要旨, 最終試験結果の要旨, 論文審査の要旨; この研究は、row カテゴリ（行分類) とcolumn カテゴリ（列分類) が同数のr × r 正方分割表および、row カテゴリ、 column カテゴリおよびlayer カテゴリ（層分類) の3 次元r×s× t 分割表についての研究である。本論文では、r × r 正方分割表において対称なセルの確率が等しいという対称性（symmetry) の帰無仮説のもとでの検定および、r × s× t 分割表における同時独立性（jointly independence) の帰無仮説のもとでの検定によるφ-ダイバージェンス統計量Cφ での帰無分布について考察する。パワーダイバージェンス統計量R^a は、統計量Cφ の特別な場合である。R^0 は対数尤度比統計量で、R^1 はピアソンのX^2 統計量である。また、a = 2/3 はCressie and Read [6] によって提唱された統計量である。これらの統計量は対称性の帰無仮説のもとでカイ二乗分布を極限分布として持っていることが知られている。また、この仮説のもとでCφ の分布に対する漸近展開にもとづく近似式の連続項を導出する。この連続項を使うことによって、Cφ の分布の新しい近似を提案する。さらに、その近似に基づき、Cφ のカイ二乗極限分布への収束速度の改良をした変換統計量を与える。また、R^a の場合の数値比較をすることによって、変換統計量が小標本に対してもよい近似となっていることを示す。
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• 一次資料へのリンクURL: Diss_Kobe_takasumi_RKK441_2016/ comment：fulltext; https://ir.kagoshima-u.ac.jp/record/13508/files/Diss_Kobe_takasumi_RKK441_2016.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: インターネット公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 鹿児島大学 : 鹿児島大学リポジトリ