並列タイトル等ヒョウヒチュウ スフィンゴミエリン ノ ヒフ ラメラ コウゾウ ト カゴウブツ ノ ヒフ シントウセイ ニタイスル エイキョウ
Skin lamellar structure of sphingomyelin in epidermis and its effect on skin penetration of compounds
巻号年月日等(掲載誌)基盤研究(C)(一般) 研究課題番号18K06604
一般注記type:text
スフィンゴミエリン合成酵素欠損マウス(SMS KOマウス)のセラミドの定量、皮膚を介した化合物の皮膚透過性、高輝度X線、FTIRなどを用いたラメラ構造の解析を行った。SMS KOマウス角層中のスフィンゴミエリン含量は低下していた。また、角層中セラミドも減少していた。水分蒸散量はKOマウスで高値を示した。また、水溶性化合物の皮膚透過性はKOマウスで増加した。一方で、脂溶性化合物では変わらなかった。角層のX線構造解析でもKOマウスと野生型マウスではことなる構造を示唆するデータが得られた。これらのことから、スフィンゴイエリンはバリア機能に影響することが示唆される結果が得られた。The content of sphingomyelin in the stratum corneum of SMS KO mice was found to be decreased. Ceramide in the stratum corneum was also decreased. Transepidermal water loss (TEWL) was higher in KO mice. The skin permeability of water-soluble compounds was increased in KO mice. On the other hand, the liposoluble compounds did not change. X-ray structural analysis of the stratum corneum also showed different structures between KO mice and wild-type mice. These results suggest that sphingoyelin affects the barrier function.
科学研究費助成事業研究成果報告書 研究種目:基盤研究(C)(一般), 研究期間:2018~2020, 課題番号:18K06604 研究分野:薬剤学・化粧品科学・生物科学, 研究者番号:70409390. 8p.
identifier:JOS-kaken18K06604
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