パーベーパレーション法のISプロセスへの適用性評価(共同研究)

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: パーベーパレーション法のISプロセスへの適用性評価(共同研究)
• 著者・編者: 金川 昭宏; 岩月 仁; 田中 伸幸; 小貫 薫; 福井 裕; 西林 俊樹
• 著者標目: 金川 昭宏; 岩月 仁; 田中 伸幸; 小貫 薫; 福井 裕; 西林 俊樹
• 出版年月日等: 2007-12
• 出版年（W3CDTF）: 2007-12
• 並列タイトル等: Application of pervaporation to IS process (Joint research)
• タイトル（掲載誌）: JAEA-Technology 2007-061
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 熱化学水素製造法ISプロセスにとって、ヨウ素を含むヨウ化水素酸(HIx溶液)からヨウ化水素を分離する方法の開発は重要な技術課題である。パーベーパレーション(PV)によるHIx溶液濃縮について、ISプロセスパイロットプラント試験装置への適用性評価の観点から、プロセス熱物質収支,水素製造量30m$^{3}$/h規模の装置概念、及び膜モジュールの耐食性を検討し、以下の知見を得た。PV法は、相変化のない電解電気透析法に比べ、水蒸発を伴うため熱効率は劣るものの、体積あたり大きな膜面積の得られる中空糸が利用できること及び電極が不要であることから、コンパクトな機器構成が実現できる。当該PVに利用可能なNafion中空糸を組み込んだ膜モジュールが市販されており、構成材の大部分は100$^{\circ}$CのHIx溶液に耐えるが、中空糸のバンドル材は耐食性を示さず耐食材料の選定が必要である。; Separation of hydrogen iodide from HIx solution (HI-I$_{2}$-H$_{2}$O mixture) is one of the technical issues in the development of thermochemical IS process. Application of pervaporation (PV) to the concentration of HIx solution in the IS process pilot test plant was discussed from the viewpoints of process heat mass balance, conceptual design of the apparatus, and the corrosion resistance of the membrane module. Compared with the electro-electrodialysis system, the PV system enables the downsizing of apparatus by using hollow fiber membranes, although it does not improve the thermal efficiency of IS process. Immersion tests of commercially available Nafion hollow fiber membrane module in the HIx solution at 100$^{\circ}$C indicated the necessity of improving the corrosion resistance of bundle materials.
• 一次資料へのリンクURL: /JAEA-Technology-2007-061.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Technology-2007-061.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 熱化学水素製造法ISプロセスにとって、ヨウ素を含むヨウ化水素酸(HIx溶液)からヨウ化水素を分離する方法の開発は重要な技術課題である。パーベーパレーション(PV)によるHIx溶液濃縮について、ISプロセスパイロットプラント試験装置への適用性評価の観点から、プロセス熱物質収支,水素製造量30m$^{3...