東海再処理施設から大気放出された14Cの米への移行; モニタリングデータと簡易モデリングアプローチ

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 東海再処理施設から大気放出された14Cの米への移行; モニタリングデータと簡易モデリングアプローチ
• 著者・編者: 小嵐 淳; 藤田 博喜; 小沼 利光; 三上 智; 秋山 聖光; 武石 稔
• 著者標目: 小嵐 淳; 藤田 博喜; 小沼 利光; 三上 智; 秋山 聖光; 武石 稔
• 出版年月日等: 2007-07
• 出版年（W3CDTF）: 2007-07
• 並列タイトル等: Transfer of 14C discharged from Tokai reprocessing plant into rice plant; Monitoring data and a simple modeling approach
• タイトル（掲載誌）: JAEA-Technology 2007-042
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 炭素14($^{14}$C)は使用済燃料の再処理に伴って再処理施設から大気中へ放出される主要な核種の一つであり、公衆の線量評価の観点から重要な核種である。1991年から2001年の10年間に渡り東海再処理施設からの$^{14}$C放出量及びその周辺環境において得られた大気中$^{14}$CO$_{2}$濃度,米中$^{14}$C濃度のモニタリングデータを整理し、その考察を行った。東海再処理施設から放出された$^{14}$Cの大気拡散及び米への取り込みに関して、$^{14}$C放出源情報及び気象データを入力データとして用いた簡単なモデル計算を行い、施設周辺3地点の大気中CO$_{2}$の$^{14}$C濃度及び3地点から収穫された米中の$^{14}$C濃度を予測した。モデル計算結果は、観測結果の$^{14}$C濃度レベル及びその変動傾向とよく一致し、$^{14}$Cの環境中や植物への取込みにおける複雑な移行過程を省略した簡単なモデリングアプローチが原子力施設から定常的に大気中へ放出される$^{14}$Cの環境影響評価に適用できる可能性が示された。; Carbon-14 is one of the most important radionuclides from the perspective of dose estimation due to the nuclear fuel cycle. Japan Atomic Energy Agency (JAEA) has conducted the careful monitoring of $^{14}$C in airborne release from Tokai reprocessing plant (TRP), atmospheric CO$_{2}$ and rice grains around TRP. This report reviewed the $^{14}$C monitoring data obtained over ten years from 1991 to 2001. A simple mathematical model for transfer of TRP-derived $^{14}$C into rice plant was tested using the data set. The model-calculated $^{14}$C concentrations in atmospheric CO$_{2}$ and rice grain agreed well with the observations, suggesting an applicability of the simple modeling approach to environmental assessment for atmospheric $^{14}$C discharge under steady-state conditions.
• 一次資料へのリンクURL: /JAEA-Technology-2007-042.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Technology-2007-042.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 炭素14($^{14}$C)は使用済燃料の再処理に伴って再処理施設から大気中へ放出される主要な核種の一つであり、公衆の線量評価の観点から重要な核種である。1991年から2001年の10年間に渡り東海再処理施設からの$^{14}$C放出量及びその周辺環境において得られた大気中$^{14}$CO$_{2...