アクチニド核種のマスバランス解析に基づく群分離-核変換サイクルの導入シナリオと効果の検討

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: アクチニド核種のマスバランス解析に基づく群分離-核変換サイクルの導入シナリオと効果の検討
• 著者・編者: 西原 健司; 大井川 宏之
• 著者標目: 西原 健司; 大井川 宏之
• 出版年月日等: 2006-12
• 出版年（W3CDTF）: 2006-12
• 並列タイトル等: Analysis on introduction scenario of partitioning-and-transmutation cycle and its benefit based on mass-balance calculation of actinides
• タイトル（掲載誌）: JAEA-Research 2006-081
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 高レベル放射性廃棄物(HLW)の処理・処分の負担軽減を目的として、商業発電炉サイクルと群分離-核変換(P-T)専用サイクルからなる階層型核燃料サイクルが提案されている。P-Tサイクルはさまざまな商業発電炉サイクルに対して導入でき、HLW量の低減,処分概念の多様化など、放射性廃棄物管理の合理化が期待できる。本検討では今後200年程度の期間で考えられる幾つかの商業炉シナリオに対して、アクチニド核種のマスバランス解析に基づいて、P-Tサイクルの導入シナリオを設定し、P-Tサイクル導入によるHLW処分への効果を検討した。マスバランスを計算するためにSCENARIOコードを作成した。プルサーマル,Npリサイクル高速炉,MAリサイクル高速炉などのシナリオに対して検討を行った結果、2200年時点で5$\sim$9個必要だった処分場が、P-Tサイクルの導入によって2個程度に縮小される効果などが示された。; The double-strata fuel cycle consisting of the commercial fuel cycle and Partitioning-and-Transmutation (P-T) cycle is proposed to reduce the burden for conditioning and disposal of the high level radioactive waste (HLW). The P-T cycle can be adapted to various fuel cycles for the commercial power plants. In the present report, introduction scenarios of P-T cycle were obtained based on mass balances analysis of actinide nuclides for several types of commercial nuclear fuel cycle during the next 200 years. Possible contributions to radioactive waste management were also quantified. The SCENARIO code was developed to calculate the mass balance.
• 一次資料へのリンクURL: /JAEA-Research-2006-081.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Research-2006-081.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 高レベル放射性廃棄物(HLW)の処理・処分の負担軽減を目的として、商業発電炉サイクルと群分離-核変換(P-T)専用サイクルからなる階層型核燃料サイクルが提案されている。P-Tサイクルはさまざまな商業発電炉サイクルに対して導入でき、HLW量の低減,処分概念の多様化など、放射性廃棄物管理の合理化が期待で...