並列タイトル等Study of decontamination by molten salt electrolysis method
一般注記製錬転換施設ではプロセスオフガスに含まれるウラン、FP,TRU等を吸着除去するケミカルトラップ充填物(NaF、MgF2、活性アルミナ)及びプロセス廃液に含まれるウランを含有するCaf2が放射性廃棄物として発生している。また、ウラン等の放射性廃棄物による金属汚染物が発生する。これら放射性廃棄物からウランを始めとする放射性物質を分解・回収できると、放射性廃棄物の低減化とウランの有効利用ができる。これまで、製錬転換施設で発生するケミカルトラップ充填物(NaF)からのウラン等分離・回収技術として溶融塩電解法の有用性が確認されてきたが、これまでの検討結果を踏まえ、前処理工程、電解条件、塩分離工程等の適正化を検討した。その結果、前処理の省略、電流効率の向上、塩分離蒸留設備の合理化、オフガス処理系の簡素化を行い、これらを反映したシステムを構築し、経済性を従来に比べ約60\%工場試験検査成績書することができた。さらに、若干の変更で、このシステムを用いてウラン等で汚染された金属汚染物を処理することが可能であることが確認された。
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一次資料へのリンクURL/JNC-TJ6400-2002-006.pdf (fulltext)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System