乾式再処理における物質収支評価コードの開発(II)Object指向型コードの開発と工程滞留量の解析

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 乾式再処理における物質収支評価コードの開発(II)Object指向型コードの開発と工程滞留量の解析
• 著者・編者: 岡村 信生; 田中 博
• 著者標目: 岡村 信生; 田中 博
• 出版年月日等: 2001-04
• 出版年（W3CDTF）: 2001-04
• 並列タイトル等: Development of the object-oriented analysis code for the estimation of material balance in pyrochemical reprocessing process (II); Modification of the code for the analysis of holdup of nuclear materials in the process
• タイトル（掲載誌）: JNC TN9400 2001-059
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 軽水炉とは異なりFBR(Fast Breeder Reactor)では低除染の燃料が許容されることから、幅広い再処理技術の検討の中で、湿式再処理のみではなく乾式再処理まで含めた種々のプロセスが提案されている。乾式再処理は高い経済性が期待できるといわれているが、湿式再処理と比較して実績が少なく、工学規模のプラントを設計していく過程でプロセスフロー等に多くの検討の余地がある。そのため、乾式再処理システムの検討では、工程の変更や追加等に対して柔軟に対応しながら物質収支の解析・評価をする必要がある。本研究は、この要求を満たす乾式再処理の物質収支評価コードを開発することを目的としている。ここでは、バッチ処理という運転方法の特徴と各工程内で核物質が複雑な形態をとるということから、湿式と比較して乾式では測定されない在庫量である工程滞留量が多くなる可能性があることを踏まえて、開発中の物質収支評価コードに、プロセスを構成する各工程での滞留量を考慮できるように改良を行った。; Pyrochemical reprocessing is thought to be promising process for FBR fuel cycle mainly from the economical viewpoint. However, the material behavior in the process is not clarified enough because of the lack of experimental data. The authors have been developed the object-oriented analysis code for the estimation of material balance in the process, which has the flexible applicability for the change of process flow sheet. The objective of this study is to modify the code so as to analyze the holdup of nuclear materials in the pyrochemical process from the viewpoint of safeguard, because of the possibility of larger amount of the holdup in the process compared with aqueous process. As a result of the modification, the relationship between the production of nuclear materials and its holdup in the process can be evaluated by the code.
• 一次資料へのリンクURL: /JNC-TN9400-2001-059.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TN9400-2001-059.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 軽水炉とは異なりFBR(Fast Breeder Reactor)では低除染の燃料が許容されることから、幅広い再処理技術の検討の中で、湿式再処理のみではなく乾式再処理まで含めた種々のプロセスが提案されている。乾式再処理は高い経済性が期待できるといわれているが、湿式再処理と比較して実績が少なく、工学規...