複雑形状流路による可視化画像を用いた熱流動特性計測に関する研究

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 複雑形状流路による可視化画像を用いた熱流動特性計測に関する研究
• 著者・編者: 松井 剛一; 文字 秀明; 田中 正暁; 上出 英樹
• 著者標目: 松井 剛一; 文字 秀明; 田中 正暁; 上出 英樹
• 出版年月日等: 2001-03
• 出版年（W3CDTF）: 2001-03
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: JNC TY9400 2001-019
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 高速炉の実用化に向け経済性の向上を計る上で炉心の高燃焼度化が求められている。燃焼度が上がると燃料ピンバンドルは変形することが知られており、その熱流動特性を評価する手法が高燃焼炉心の達成に必須である。このような解析評価手法の開発・検証のためには複雑な形状をした流路の温度、速度場の実験データが必要となる。本研究は先行基礎工学研究として、平成12年度から2年間の計画で実施している。変形ピンバンドルを含めて原子炉内に多く存在する複雑形状流路に対する実験計測手法を確率するとともに、複雑流路として粒子充填層内の流れをとりあげその特性を明らかにするものである。複雑な曲面からなる流路をもち、工学的応用が比較的多いシンプルな体系として粒子充填層を取り上げ、この中の熱流動場に対して屈折率調整と画像処理を組み合わせた計測手法を適用し、その熱流動特性を明らかにする。ヨウ化ナトリウム(NaI)水溶液とパイレックスガラス球を用い、Nd-YAGレーザを光源とし、NaI水溶液を調整し濃度56.9\{wt\%\}(25\%)とすれば、NaI水溶液とパイレックスガラス球の屈折率が一致することを確認し、球充填層内の流動場を粒子画像流速測定法により把握する手法を確立した。本手法を用い、直径20mmおよび直径10mmのガラス球を正方格子状に粗充填した場合と直径20mmのガラス球を千鳥状に密充填した場合の3種類の充填形態について充填層内部の流れの発達の様子や充填層の周辺を含めた流動構造を明らかにした。; None
• 一次資料へのリンクURL: /JNC-TY9400-2001-019.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TY9400-2001-019.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 高速炉の実用化に向け経済性の向上を計る上で炉心の高燃焼度化が求められている。燃焼度が上がると燃料ピンバンドルは変形することが知られており、その熱流動特性を評価する手法が高燃焼炉心の達成に必須である。このような解析評価手法の開発・検証のためには複雑な形状をした流路の温度、速度場の実験データが必要となる...