ウラン鉱山に生育する植物群落の放射性元素の動態

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: ウラン鉱山に生育する植物群落の放射性元素の動態
• 著者・編者: 志鷹 幸徳
• 著者標目: 志鷹 幸徳
• 出版年月日等: 2001-03
• 出版年（W3CDTF）: 2001-03
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: JNC TN6400 2001-001
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 土壌から植物へのラジウム移行率の予測性を高めるために、同族元素である他のアルカリ土類元素との挙動の比較を行った。まず、人形峠環境技術センター内に成立する3つのイネ科草本群落を対象に、ラジウム移行率を調べ、土壌から水への可溶性、植物による水からの吸収性、植物内での分配の各過程に分け解析した。各過程においてラジウムの挙動には他のアルカリ土類元素との類似性がみられた。さらに各元素の吸収性には可溶性画分のマグネシウムやカルシ濃度と反比例していることが明らかになり植物によるこれから栄養塩の吸収調節にラジウムの吸収が影響を受けていることが示唆された。次に、ラジウム移行の種間差や地域間差を明らかにするために、4つの植生の異なる植物群落における12種の植物を大将にラジウム移行を調べた。その結果、植物のラジウム濃度には最大で60倍もの違いがあることが観察された。この違いは土壌のラジウムとカルシウムの濃度比の違いと、種のもつのカルシウム濃度の違いを反映していることが明らかになった。このことから、ラジウム移行について土壌と植物がもつこれらの特性から分類できることが示唆された。; None
• 一次資料へのリンクURL: /JNC-TN6400-2001-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TN6400-2001-001.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 土壌から植物へのラジウム移行率の予測性を高めるために、同族元素である他のアルカリ土類元素との挙動の比較を行った。まず、人形峠環境技術センター内に成立する3つのイネ科草本群落を対象に、ラジウム移行率を調べ、土壌から水への可溶性、植物による水からの吸収性、植物内での分配の各過程に分け解析した。各過程にお...