小規模活性金属粉酸化安定化状態確認試験

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 小規模活性金属粉酸化安定化状態確認試験
• 著者・編者: 小松 征彦; 藤原 優行
• 著者標目: 小松 征彦; 藤原 優行
• 出版年月日等: 2000-03
• 出版年（W3CDTF）: 2000-03
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: JNC TJ8430 2000-001
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: ハル等を処理・処分する上で、発火爆発し易い活性金属粉(ジルカロイファイン)の安定化が重要な問題となる。安定化対策の一手段として、ジルコニウムファインを用いて、673$\sim$873kにおける水蒸気酸化試験を行った。ファインの酸化安定化状態は、重要変化測定、SEM観察、X線回折、及び簡易な着火試験により調べた。得られた結果を次の通りである。(1)高温水蒸気中での酸化処理後のファインには、ZrO2酸化物とZrH2水素化物が形成された。温度が高くなるほど、ZrO2の形成割合が増加した。(2)重量変化から推定したZrO2形成割合は、673k$\times$7h処理後ファインで約24mass\%、873k$\times$7h処理後ファインで約96mass\%であった。(3)673k$\times$7h処理後ファインは試験前ファインと同様に発火したが、723k以上にて処理したファイン(ZrO2形成割合64mass\%以上)は発火しなかった。
• 一次資料へのリンクURL: /JNC-TJ8430-2000-001.pdf/ comment：fulltext; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TJ8430-2000-001.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: ハル等を処理・処分する上で、発火爆発し易い活性金属粉(ジルカロイファイン)の安定化が重要な問題となる。安定化対策の一手段として、ジルコニウムファインを用いて、673$\sim$873kにおける水蒸気酸化試験を行った。ファインの酸化安定化状態は、重要変化測定、SEM観察、X線回折、及び簡易な着火試験に...