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書誌情報
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- 資料種別
- 規格・テクニカルリポート類
- 著者・編者
- 斉藤 庸坂森 計則石崎 俊一
- 出版年月日等
- 2000-03
- 出版年(W3CDTF)
- 2000
- 並列タイトル等
- None
- タイトル(掲載誌)
- JNC TJ7440 2000-012
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 出版タイプ: NAサイクル機構が1989年以来取得して来た気象観測データと他機関による気象観測データとを比較し、データの信頼性の検証と水収支法に適する降雨量の設定方法を検討した。また、欠測のため算定されていなかった1998年度の蒸発散量の補完を行った。この検討成果の概要は次の通りである。1)他機関17観測所の1987年以降の気象観測資料を整理し、サイクル機構観測データとの相関性を評価した。この結果、柄石川流域尾根部の雨量データを除く全てが広域の気象特性に調和的である(=相関がある)ことを確認した。2)正馬川及び柄石川流域の水収支の検討にはサイクル機構の観測データの中で欠測の最も少ないものを用いることで足りるが、広域地下水流動研究の主要部を占める日吉川全流域の水収支検討には、気象特性の地域変化にも配慮し、ティーセン法等を用いて他機関データを有効活用する必要がある3)現場観測の特性上、完全無欠の観測の実施は不可能で、欠測データを相関性の高い周辺データで補完することは避けられない。例えば、4)の蒸発散量の検討でも多くの気象データを補完した。4)ペンマン法による蒸発散量算定に必要なデータの内、平均湿度と純放射線量の評価・補填が困難なため実測値から求まる蒸発散量とに乖離が生じている。また、複数の手段で欠測補完を試みても補填しきれない日が残る。こうした事情から今後は、ハーモン法等の簡便な手法による蒸発散量評価法についても吟味・検討し、確実な欠測補完体制を確立しておく必要がある。
- 一次資料へのリンクURL
- /JNC-TJ7440-2000-012.pdf (fulltext)