多孔質セラミックス蓄熱体の試作及び熱物性と温度特性に関する研究; 蓄熱媒体としてNa2CO3,MgCl2,CaCl2の混合塩を用いた場合

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 多孔質セラミックス蓄熱体の試作及び熱物性と温度特性に関する研究; 蓄熱媒体としてNa2CO3,MgCl2,CaCl2の混合塩を用いた場合
• 著者・編者: 椎名 保顕
• 著者標目: 椎名 保顕
• 出版年月日等: 1998-12
• 出版年（W3CDTF）: 1998-12
• 並列タイトル等: Trial production of ceramic heat storage unit and study on thermal properties and thermal characteristics of the heat storage unit; Mixed salts of Na2CO3, MgCl2 and CaCl2 as heat storage medium
• タイトル（掲載誌）: JAERI-Tech 98-056
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 固液相変化蓄熱を利用した高温高密度の蓄熱技術開発の基礎研究として、多孔質セラミックスに溶融塩を含浸させたセラミックス蓄熱体を試作し、強度、熱物性、温度特性を調べた。多孔質セラミックスとしては熱衝撃に強いZrO$_{2}$を用い、蓄熱物体としてはNa$_{2}$CO$_{3}$,MgCl$_{2}$,CaCl$_{2}$の混合塩を用いた。実験の結果、使用した溶融塩は空気中の水分を吸収し、変質したり、融解・凝固のくり返しにより蒸発し質量減少を生ずる可能性があるため、密閉雰囲気中で使用する必要があることが示された。また、温度変動域を適切に選択すると、雰囲気温度が変動しても蓄熱体中心温度の変動を小さく抑えることができるため、熱負荷変動吸収のために蓄熱体を利用できる可能性があることが示された。
• 一次資料へのリンクURL: /JAERI-Tech-98-056.pdf/ comment：fulltext; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-98-056.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 固液相変化蓄熱を利用した高温高密度の蓄熱技術開発の基礎研究として、多孔質セラミックスに溶融塩を含浸させたセラミックス蓄熱体を試作し、強度、熱物性、温度特性を調べた。多孔質セラミックスとしては熱衝撃に強いZrO$_{2}$を用い、蓄熱物体としてはNa$_{2}$CO$_{3}$,MgCl$_{2}$,...