地質構造(リニアメント)調査における電気探査

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 地質構造(リニアメント)調査における電気探査
• 著者・編者: 蒲田 文雄; 船越 千等
• 著者標目: 蒲田 文雄; 船越 千等
• 出版年月日等: 1998-11
• 出版年（W3CDTF）: 1998-11
• 並列タイトル等: Electrical investigation for geological structure (lineament)
• タイトル（掲載誌）: JNC TJ7420 98-002
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 航空写真で判読されているリニアメントと水理地質構造との関係を把握し、その後に実施される試錐調査の試料を得るため、高密度比抵抗電気探査(2極法)を実施した。調査結果によると、比抵抗分布は水平構造が卓越するような傾向がみられ、概略的には、地表浅部の高比抵抗の領域、中深部の低比抵抗の領域及び深部の高比抵抗の領域の3つの領域に分けられ、それぞれに砂礫(土岐砂礫層)、風化花崗岩及び比較的風化の影響の少ない花崗岩に相当するものと推定される。リニアメントと明らかに関連するような、垂直方向の卓越した比抵抗分布は認め難いが、測線距離250m付近の深部において、周辺と比較してやや比抵抗の低い領域が認められる。仮に、リニアメントの形成要因となるような破砕部を伴う断層が、亀裂の多い部分に相当する可能性が大きい。亀裂の多い部分がどのような範囲に分布するか推定し、リニアメントと関連付けて図示した。断層が存在し、深部の低比抵抗の領域が亀裂の多い部分に相当するという解釈が正しいなら、亀裂中には多量の地下水が裂ヶ水として賦存しているものと予想される。
• 一次資料へのリンクURL: /JNC-TJ7420-98-002.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JNC-TJ7420-98-002.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 航空写真で判読されているリニアメントと水理地質構造との関係を把握し、その後に実施される試錐調査の試料を得るため、高密度比抵抗電気探査(2極法)を実施した。調査結果によると、比抵抗分布は水平構造が卓越するような傾向がみられ、概略的には、地表浅部の高比抵抗の領域、中深部の低比抵抗の領域及び深部の高比抵抗...