大強度単色ガンマ線発生に関する研究 - BNLとの共同研究報告書 -

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 大強度単色ガンマ線発生に関する研究 - BNLとの共同研究報告書 -
• 著者・編者: 山崎 良雄; 高橋 博
• 著者標目: 山崎 良雄; 高橋 博
• 出版年月日等: 1998-07
• 出版年（W3CDTF）: 1998-07
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TY9955 98-001
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 動燃事業団では、原子炉からの使用済み燃料から生ずる長寿命核分裂生成物を安定核種または短寿命核に変換する消滅処理研究の一環として、加速器に関連した研究開発が進められている。その中で、大強度の$\gamma$線を使った光核反応を用いた原子核反応を利用して、消滅処理を行う装置としての大電流電子線形加速器の開発を行い、$\gamma$線発生の効率化に関する基礎研究を行ってきた。一方、米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)では、世界に先駆けて、加速器と原子炉を組み合わせたハイブリット炉の研究、加速器及び原子炉を用いた消滅処理研究等を行っていた。この様な背景で、動燃事業団とBNLとの共同研究が始まり、これに伴い大洗先進室から平成6年度より3名の研究員が派遣された。本年度をもって共同研究による派遣は最終年となった。長寿命放射性核種の光核反応による核変換を効率良く行うためには、大量処理するための大強度化と、変換効率向上のための$\gamma$線の単色化が必要である。そのためには、大電流の電子ビームが必要で、さらに電子ビームを効率的に単色の$\gamma$線に変換する技術が不可欠である。平成6年度から平成8年度までの共同研究において、大電流電子ビームの安定加速、ビームの高品質化、単色$\gamma$線の発生方法とそのエネルギー効率の向上等の研究を行ってきた。平成9年度はこれらの研究成果に基づき、逆コンプトン散乱による$\gamma$線発生において、高反射率、低損失のミラーから構成される光共振器にレーザービームパワーを蓄積することで、散乱光として得られる$\gamma$線強度の増強を検討したほか、大強度の単色$\gamma$線発生装置系の概念提案を行った。
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TY9955-98-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TY9955-98-001.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 動燃事業団では、原子炉からの使用済み燃料から生ずる長寿命核分裂生成物を安定核種または短寿命核に変換する消滅処理研究の一環として、加速器に関連した研究開発が進められている。その中で、大強度の$\gamma$線を使った光核反応を用いた原子核反応を利用して、消滅処理を行う装置としての大電流電子線形加速器の...