TLD測定値の信頼性の向上に関する検討(5)緊急測定時における予備加熱の適用

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: TLD測定値の信頼性の向上に関する検討(5)緊急測定時における予備加熱の適用
• 著者・編者: 辻村 憲雄; 篠原 邦彦; 百瀬 琢麿
• 著者標目: 辻村 憲雄; 篠原 邦彦; 百瀬 琢麿
• 出版年月日等: 1998-04
• 出版年（W3CDTF）: 1998-04
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TN8410 98-064
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 熱蛍光線量計(TLD)は、照射直後数時間の間に測定すると初期フェーディングの影響により、照射後1日後に測定した場合よりも10$\sim$30\%程度高めの測定値を与える場合がある。そのため、通常の測定においては回収したTLDをデシケーター中に一晩放置し初期フェーディングの影響を自然に除去した後で測定しているが、万一、放射線業務従事者が過剰な被ばくを受けるなどした場合には、緊急にTLDを測定する必要がある。こうした場合に備えて、回収したTLDを主ピーク温度よりも低い温度で加熱し、初期フェーディングの影響を強制的に除去する手法とその最適条件について検討した。その結果、測定前に80$^{\circ}C$-20分間の予備加熱(プリアニール)を行うことで、初期フェーディングの影響なしに迅速かつ正確にTLDを測定することが可能となった。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TN8410-98-064.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8410-98-064.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 熱蛍光線量計(TLD)は、照射直後数時間の間に測定すると初期フェーディングの影響により、照射後1日後に測定した場合よりも10$\sim$30\%程度高めの測定値を与える場合がある。そのため、通常の測定においては回収したTLDをデシケーター中に一晩放置し初期フェーディングの影響を自然に除去した後で測定...