もんじゅ2次冷却系ナトリウム漏洩時プラント挙動解析 -Super-COPDによる漏洩停止時間と漏洩量の評価-

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: もんじゅ2次冷却系ナトリウム漏洩時プラント挙動解析 -Super-COPDによる漏洩停止時間と漏洩量の評価-
• 著者・編者: 大滝 明; 大平 博昭
• 著者標目: 大滝 明; 大平 博昭
• 出版年月日等: 1996-04
• 出版年（W3CDTF）: 1996-04
• 並列タイトル等: An analysis of plant system dynamics for the MONJU sodium leak accident; Evaluation of the amount of sodium leakage by Super-COPD
• タイトル（掲載誌）: PNC TN9410 96-142
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 高速増殖原型炉「もんじゅ」における2次主冷却系ナトリウム漏洩事故評価の一環として、漏洩発生からナトリウムドレン完了までのプラント挙動を一次元プラント動特性コードSuper・COPDにより解析し、ナトリウム漏洩停止時間および漏洩部における配管内冷却材圧力(漏洩部冷却材圧力)の時間変化について評価した。また、Super・COPDで解析した漏洩部冷却材圧力を基に漏洩ナトリウム量の評価を行った。ドレン時におけるナトリウム配管内のレベル変化から、ナトリウム漏洩停止時間は漏洩発生から3時間41分34秒後の23時28分頃と評価された。漏洩ナトリウム量の評価では、漏洩部の圧力損失係数($\zeta$=2.16)を、動燃と東芝/石川島播磨重工が各々実施した漏洩量測定水試験データから求め、その圧力損失係数と動特性解析による漏洩部冷却材圧力から漏洩率ならびに漏洩量を算出した。$\zeta$=2.16における平均漏洩率は48.9g/sec、最小漏洩率および最大漏洩率はそれぞれ35.5g/secおよび51.9g/secとなった。漏洩ナトリウム量は、漏洩時間を19時46分15秒から23時27分49秒までとすると約650$\pm$38kgと評価された。; In order to evaluate the pressure history at the leaked position and the amount of sodium leakage regarding the sodium leak accident of MONJU, the plant system dynamics were calculated by Super-COPD. It was estimated from the calculated results that the sodium leakage was halted around 23:28, which was 3 hours and 41 minutes after the initiation. The pressure loss coefficient of the leaked position was evaluated to be 2.16 in two kinds of the water experiments of PNC and of Toshiba-IHI. Using cofficient to the calculated pressure history, the minimum and the maximum leakage rates were evaluated to be 35.5 and 51.9g/sec respectively, and the average rate was 48.9g/sec. Therefore, the total amount of sodium leakage was estimated to be 650$\pm$38kg.
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 高速増殖原型炉「もんじゅ」における2次主冷却系ナトリウム漏洩事故評価の一環として、漏洩発生からナトリウムドレン完了までのプラント挙動を一次元プラント動特性コードSuper・COPDにより解析し、ナトリウム漏洩停止時間および漏洩部における配管内冷却材圧力(漏洩部冷却材圧力)の時間変化について評価した。...