一般注記本報告書は、高速実験炉「常陽」第10回定期点検期間中の平成5年5月29日から30日及び平成5年8月30日から9月15日に実施した電源設備定期点検時のプラント操作、電源操作並びに経験等についてまとめたものである。今回の電源設備点検は、一般系電源設備B系(一部A系含)、非常系電源設備D系(一部C系含)及び交・直無停電電源設備について行った。これらの作業時のプラント状態は、1次・2次主冷却系にナトリウムを充填したまま炉心崩壊熱を主冷却系で除去する状態と、1次系ナトリウムをGL-8,600mmまでドレンして炉心崩壊熱除去及び予熱を予熱N2ガス系で行い、2次系についてもナトリウムを全ドレンした状態で実施した。点検前後のプラント操作及び電源操作は直員が行い、かつ、電源操作時は点検担当者が立ち会う体制で実施した。この結果、第10回電源設備定期点検は、無事予定通り終了した。
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一次資料へのリンクURL/PNC-TN9410-95-270.pdf (fulltext)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System