プルトニウム粒子径迅速測定評価法の開発

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: プルトニウム粒子径迅速測定評価法の開発
• 著者・編者: 江花 稔; 松本 盛雄; 伊東 康久; 岡崎 良仙
• 著者標目: 江花 稔; 松本 盛雄; 伊東 康久; 岡崎 良仙
• 出版年月日等: 1995-08
• 出版年（W3CDTF）: 1995-08
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TN8410 95-250
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: $\alpha$放射性粉塵の粒子径測定方法のひとつとしてオートラジオグラフ法がある。この方法を日常の放射線管理により使い易いものにするため、1978年に曝射用カメラと蛍光膜を組み合わせたオートラジオグラフ装置(以下「ARG」という)が製作され、その装置を用いて粒子径測定方法が確立された。筆者らは、この粒子径測定方法での、ARG写真からのスポット像の読み取り及びデータ処理に、多大の労力と時間を費やしていることに着目し、読み取り装置とデータ処理を含くむシステムの自動化の検討と試作機(以下「画像解析装置」という)の製作並びに性能試験を実施した。この結果、以下のことがわかった。(1)スポット径の測定を自動化することで、分単位で粒子径の測定が可能となった。(2)PuO2粒子の最小検出径は、0.35MMが得られた。従来は光学顕微鏡の測定でオートラジオグラフのスポット径が0.42MMであった。(3)放射能強度よってもARG写真の露光時間が異なるが、最小検出径0.35MMを評価するためには、曝射用35disintegrationsが必要となりARGに要する露光時間は20時間50分となる。(4)プルトニウム燃料第三開発施設の粒度分布の測定結果は、質量中央径(MMD)で3.18$\sim$6.24$\mu$m、幾何標準偏差($\sigma$g)で1.27$\sim$2.25、空気力学的質量中央径(MMAD)で10.8$\sim$21.1$\mu$mであった。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TN8410-95-250.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN8410-95-250.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: $\alpha$放射性粉塵の粒子径測定方法のひとつとしてオートラジオグラフ法がある。この方法を日常の放射線管理により使い易いものにするため、1978年に曝射用カメラと蛍光膜を組み合わせたオートラジオグラフ装置(以下「ARG」という)が製作され、その装置を用いて粒子径測定方法が確立された。筆者らは、こ...