ITER H-モード分布プラズマの安定性解析

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: ITER H-モード分布プラズマの安定性解析
• 著者・編者: 徳田 伸二; 小関 隆久
• 著者標目: 徳田 伸二; 小関 隆久
• 出版年月日等: 1994-11
• 出版年（W3CDTF）: 1994-11
• 並列タイトル等: Stability analysis of ITER plasmas with H-mode profiles
• タイトル（掲載誌）: JAERI-Research 94-030
• 本文の言語コード: eng
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: ITER TAC4 H-モード分布の持つ理想MHD安定性の性質を調べた。主として、電流分布の変化が高-nバルーニング・モードおよびn=1モードの安定性に与える影響を解析した(n:トロイダル・モード数)。電流分布の変化は磁気軸上の安全係数の変化で特徴づけられ、このとき、全プラズマ電流は一定値に保たれる。このような変化に対して、高-nバルーニング・モードのベータ値限界はg$_{T}$=3.3の値を保つ(g$_{T}$:Troyon係数)。不安定なn=1モードは、q$_{O}$$>$1.0の場合、プラズマ周辺に強く局在し、そのベータ値限界はg$_{T}$=3.7である。q$_{O}$$<$0.9の場合、n=1モードの安定性は内部キンク・モードで決まり、q$_{O}$=0.8でベータ値限界はg$_{T}$=2.4に減少する。この安定性解析によってq$_{O}$を0.9以上に保ち、かつ、プラズマ周辺の電流分布を固定すればg$_{T}$=3.0のH-モード分布が実現されることが示された。
• 一次資料へのリンクURL: /JAERI-Research-94-030.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Research-94-030.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: ITER TAC4 H-モード分布の持つ理想MHD安定性の性質を調べた。主として、電流分布の変化が高-nバルーニング・モードおよびn=1モードの安定性に与える影響を解析した(n:トロイダル・モード数)。電流分布の変化は磁気軸上の安全係数の変化で特徴づけられ、このとき、全プラズマ電流は一定値に保たれる...