アフリカプロジェクト開拓調査報告書(ローデシアクラトン地区)

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: アフリカプロジェクト開拓調査報告書(ローデシアクラトン地区)
• 著者・編者: 高橋 修
• 著者標目: 高橋 修
• 出版年月日等: 1992-12
• 出版年（W3CDTF）: 1992-12
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TN7420 92-012
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 1991年度まで実施してきたアフリカ鉱業事情調査で選定されたローデシアクラトン地区において、下記の現地調査を行った。(1)ヴティ南方の原生界を対象とした、簡易カーボン、地質調査、サンプル採取。(2)フワンゲ北方の原生界を対象とした、広域調査、サンプル採取。また、昨年発見したカルー系の放射能異常追跡のためのグリッド、トレンチ調査。(3)広域探査権の取得可能性調査のため鉱山省、公認会計士(Deloitte\&Touche)、等の情報収集。(結果)(1)ヴティ南方・当地域に分布する下部原生界とそれを被服するSIJARIRA層群を対象とする調査を行った。中部原生界から上部原生界と推定されるSIJARIRA層群は東部においては、赤褐色礫岩、砂岩、シルト岩の互層から、西部では珪質砂岩、雲母質砂岩となる。基盤岩は東部が含班状ピンク長石花崗閃緑岩から、西部はPIRIWIRI層群(下部原生界)の雲母片岩からなる。西側は不整合関連型鉱床の地質と類似する。(2)フワンゲ北方A.カルー系の放射能異常(Cockroft Bridge地域)昨年発見したカルー系の放射能異常はほぼ同一層準に広く(数km範囲にわたって)分布する。カルー系は下位から漂礫岩、砂岩(グリット)、含炭質泥岩層、砂岩の4層に区分できる。放射能異常は常に下位の砂岩と含炭質泥岩層の境界で含炭質泥岩層中に分布する。ウラン鉱化は最大GT0.5m\%U/SUB3/O/SUB8であった。B.不整合関連型鉱床を対象とした調査(Chizarira地域)当地域に分布する下部原生界とそれを被服するSIJARIRIRA層群を対象とする調査では、基盤とSIJARIRA層群の不整合周辺から約水平距離で3kmのところで放射能異常をともなう珪質鉄質岩(含スモーキー石英)の転石を発見した。同様の岩石は基盤岩中の破砕部分に見い出すことができる。(3)情報収集 動燃が現地で鉱業権を取得し、プロジェクト発足するための投資センター、鉱山省への申請書に関する諸情報は整った。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TN7420-92-012.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN7420-92-012.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 1991年度まで実施してきたアフリカ鉱業事情調査で選定されたローデシアクラトン地区において、下記の現地調査を行った。(1)ヴティ南方の原生界を対象とした、簡易カーボン、地質調査、サンプル採取。(2)フワンゲ北方の原生界を対象とした、広域調査、サンプル採取。また、昨年発見したカルー系の放射能異常追跡の...