ITERにおける長時間および定常運転モードでのダイバータ熱負荷の比例則を用いた運転点の最適化

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: ITERにおける長時間および定常運転モードでのダイバータ熱負荷の比例則を用いた運転点の最適化
• 著者・編者: 村上 好樹; 藤枝 浩文; 伊丹 潔; 杉原 正芳
• 著者標目: 村上 好樹; 藤枝 浩文; 伊丹 潔; 杉原 正芳
• 出版年月日等: 1992-09
• 出版年（W3CDTF）: 1992-09
• 並列タイトル等: Optimization for steady-state and hybrid operations of ITER by using scaling models of divertor heat load
• タイトル（掲載誌）: JAERI-M 92-145
• 本文の言語コード: eng
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 国際熱核融合実験炉(ITER)における長時間及び定常運転モードでの運転点をダイバータ熱負荷の観点から最適化した。熱負荷はJT-60Uで得られた経験則を含めて3種類の簡単な比例則を用いて評価した。定常運転時のダイバータ熱負荷は核融合出力に比例して増加し、その傾向は比例則に依存しない。しかし熱負荷の値は750MWで約1.8倍異なるため、今後ダイバータ比例則の精密化が必要であろう。またヘリウム蓄積、閉じ込め、電流駆動効率の改善、不純物注入による熱負荷低減効果も調べ、物理R\&Dの目標を明らかにした。長時間運転では2000秒燃焼時のダイバータ熱負荷を最適化した結果、比例則によらず電流駆動パワーが大きいほど熱負荷が小さくなることがわかった。また不純物添加を行わなくても閉じ込め時間を1割程度改善することで、熱負荷を自己点火運転と同程度にできることもわかった。
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 国際熱核融合実験炉(ITER)における長時間及び定常運転モードでの運転点をダイバータ熱負荷の観点から最適化した。熱負荷はJT-60Uで得られた経験則を含めて3種類の簡単な比例則を用いて評価した。定常運転時のダイバータ熱負荷は核融合出力に比例して増加し、その傾向は比例則に依存しない。しかし熱負荷の値は...