一般注記LOTUSプロセスの一環として,低温処理技術による処理の可能性について技術開発を進める。低温下での硝酸ウラニル・プルトニウム溶液の挙動観察,凍結真空乾燥法による除染効率及び低温晶析法による晶析分離試験を行う。硝酸ウラニル溶液は-44$^{\circ}C$付近で水 硝酸 硝酸ウラニルの3成分系の共晶点が確認され,-26$^{\circ}C$付近で硝酸ウラニルが晶析したが,硝酸プルトニムは-60$^{\circ}C$まで冷却しても晶析しなかった。このことから晶析法によるウラン・プルトニウムの相互分離の可能性を見い出した。また,硝酸プルトニウムの除染係数は回収液の$\alpha$放射能濃度がバックグランドレベルとなり,104$\sim$106の結果が得られた。核燃料サイクルにおいて取り扱う硝酸ウラニル溶液,硝酸プルトニウム溶液等を凍結真空乾燥法及び低温晶析法で処理する方法は,試薬を添加せずに高除染効果が得られ,相互分離が可能であり,クローズドシステム化が図られるホ
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一次資料へのリンクURL/PNC-TN8410-91-260.pdf (fulltext)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System