書店で探す
全国の図書館の所蔵
国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。
所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください
その他
JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System
デジタル連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。JOPSS:JAEA Originated Papers Searching Systemのサイトで この本を確認
書店で探す
書誌情報
この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。
- 資料種別
- 規格・テクニカルリポート類
- タイトル
- 著者・編者
- 青山 成夫石井 卓堀江 芳博安達 建男井伊 博之
- 出版年月日等
- 1991-08
- 出版年(W3CDTF)
- 1991
- 並列タイトル等
- None
- タイトル(掲載誌)
- JNC TJ1410 99-005
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 出版タイプ: NA深部地下水の地化学特性はニアフィールド研究においては人工バリアの設置環境を、またファーフィールド研究においては核種移行を規定すると考えられる重要なパラメータの一つである。この地化学特性(水質など)を把握するために開発された原位置採水・水質測定装置を、昨年度に引き続き用い、幌延地区における深部地下水の採水と水質測定を行った。本年度はボーリング孔上部にある閉鎖バルブをあらかじめオープンにし、数ケ月の間自噴させ、より新鮮な地下水が湧出してくるよう配慮した。装置は30日間の運転で地下水を4,700リットル以上汲み上げ、採取水の分析と水質の連続計測、また水とともに噴出するガスの採取と分析を行った。汲み上げた総水量からすれば、自噴そのものを利用してサンプリングする場合に比べ格段の効率である。原位置での水温、電気電導度、酸化還元電位の測定値は昨年度の場合とほぼ同じ値であったが、pHはやや小さい値であった。また室内の成分分析の結果によれば、昨年度の水質とは若干異なる値はあるものの基本的には類似した特徴を有しており、油田性の化石海水の特徴が示されている。昨年度の採水によって孔内採水区間のdead waterの1.2倍、その後の4ヶ月の自噴によって累計3.2倍、さらに今回の採水によって累計6.1倍の採水を行なったことになり、原位置の地下水に限りなく近い水質データを取得できたものと考えられる。None
- 一次資料へのリンクURL
- /JNC-TJ1410-99-005.pdf (fulltext)