原子力エネルギー技術開発におけるトライボロジ 現状と動向

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 原子力エネルギー技術開発におけるトライボロジ 現状と動向
• 著者・編者: 加納 茂機
• 著者標目: 加納 茂機
• 出版年月日等: 1991-02
• 出版年（W3CDTF）: 1991-02
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TN9420 91-004
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: (目的)原子力エネルギー技術開発におけるトライボロジに関する研究の現状と動向を調査する。(方法)軽水炉(PWR及びBWR),新型転換炉,高温ガス炉,高速増殖炉及び核燃料サイクル施設を対象にトライボロジ研究に関する国内外の公開文献に基づき調査し,本報告書をとりまとめた。(結果)原子力プラントにおけるトライボロジ問題は他産業分野と違い,放射線や高温高圧など今まで経験が少なく接近や交換作業の困難な環境下で運転する機器が多いので,プラントの安全性・信頼性の確保,機器の性能・機能の確保,長寿命化,経済性の確保などの観点から重要である。いずれの場合もポンプ,弁,制御棒駆動機構,燃料交換機などが必要とされ,これらの機器の接触・摺動部では機器の性能・機能を確保する上で低摩擦,耐摩耗,耐エロージョン,耐焼付き,耐融着,シール性等の配慮が必要となる。本調査の結果,原子力分野においてトライボロジ研究は精力的に行われ,材料選定及び構造設計などに反映されていることが判明した。しかしながら,少数ではあるが摩耗などに基づく故障・トラブルの例がある。原子力エネルギーがわが国の基盤エネルギーとして一層発展し,かつCO2に関する地球環境問題を解決する有力手段の一つとして,公衆の理解を得るためには,原子力プラントのなお一層の安全性・信頼性を図っていく必要がある。このためには,トライボロジ研究は従来どおり着実に続けられていくべきと考えられる。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TN9420-91-004.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN9420-91-004.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: (目的)原子力エネルギー技術開発におけるトライボロジに関する研究の現状と動向を調査する。(方法)軽水炉(PWR及びBWR),新型転換炉,高温ガス炉,高速増殖炉及び核燃料サイクル施設を対象にトライボロジ研究に関する国内外の公開文献に基づき調査し,本報告書をとりまとめた。(結果)原子力プラントにおけるト...