土壌中の炭素鋼の腐食挙動に関する研究

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 土壌中の炭素鋼の腐食挙動に関する研究
• 著者・編者: 平林 清照; 玉田 明宏
• 著者標目: 平林 清照; 玉田 明宏
• 出版年月日等: 1990-03
• 出版年（W3CDTF）: 1990-03
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TJ4369 90-001
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 本研究はナチュラルアナログ研究により、オーバーパックの第一候補材である炭素鋼の土壌中での長期腐食挙動を評価し、腐食モデルの解明に資することを目的に実施したもので、以下の成果が得られた。(1)淡水性一般粘土は比抵抗、pH、塩化物、硫化物、硫酸等により海成粘土と層別でき、精製ベントナイトと類似していることが判明した。ただし、ベントナイトに比して、一般粘土は粘土分、含水比、交換性イオン、pHが低い。さらに、一般粘土は比抵抗が高く、管対地電位が貴、自然電位が卑である。(2)粘土中の腐食の診断、推定技術に関しては以下のように要約される。1.ANSI、DVGW法は、海成粘土を対象にしたものであり、一般粘土および、精製ベントナイトには適用できない。2.多変量解析は、腐食と環境因子を結び付ける有効な手段であり、今後のデータ蓄積と解析が必要である。3.実測最大孔食深さおよびその極値統計による最大孔食の評価、推定データについて、腐食H=aYSUPn式による長期腐食の推定を行った。今後、同一粘土環境における埋設年数の異なるデータ、長年月におけるデータとによってモデル検証が必要である。(3)ナチュラルアナログの観点から精製ベントナイトとの類似点、相違点を定量的に解明することが大切である。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TJ4369-90-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TJ4369-90-001.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 本研究はナチュラルアナログ研究により、オーバーパックの第一候補材である炭素鋼の土壌中での長期腐食挙動を評価し、腐食モデルの解明に資することを目的に実施したもので、以下の成果が得られた。(1)淡水性一般粘土は比抵抗、pH、塩化物、硫化物、硫酸等により海成粘土と層別でき、精製ベントナイトと類似しているこ...