環境試料中の127I及び129Iの中性子放射化分析法

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 環境試料中の127I及び129Iの中性子放射化分析法
• 著者・編者: 岩井 誠; 武石 稔; 並木 篤; 石田 順一郎
• 著者標目: 岩井 誠; 武石 稔; 並木 篤; 石田 順一郎
• 出版年月日等: 1985-11
• 出版年（W3CDTF）: 1985-11
• 並列タイトル等: None
• タイトル（掲載誌）: PNC TN843 85-39
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 放射性ヨウ素-129(129I)は半減期1.57$\times$107年の長寿命核種であり,環境中に宇宙線とキセノンの相互作用などによって生成する他,最近は大気圏内核実験や原子力発電に起因してもたらされる。しかし環境試料中に存在する129Iは極めて微量であり,かつ放出する放射線のエネルギー及び放出比が低いことから129Iを直接測定することは難しい。そこで環境試料を酸素気流中で燃焼し,ヨウ素を試料から分離濃縮,次いで精製した後,中性子放射化分析する方法を検討した。土壌,海藻については分析法が確立し,全国表土及び茨城県内の畑土,水田土の測定を行った。その結果全国表土中の129I濃度はN.D.$\sim$8.0$\times$10-5pC-/g乾,127I濃度は0.9$\sim$44$\mu$g/gであった。▲また葉菜,原乳,大気についても分析法の検討を行い129I濃度は葉菜が10-6pC-/g生,原乳が10-3$\sim$10-2pC-/-オーダであるなどの基礎データを得た。; None
• 一次資料へのリンクURL: /PNC-TN843-85-39.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/PNC-TN843-85-39.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 放射性ヨウ素-129(129I)は半減期1.57$\times$107年の長寿命核種であり,環境中に宇宙線とキセノンの相互作用などによって生成する他,最近は大気圏内核実験や原子力発電に起因してもたらされる。しかし環境試料中に存在する129Iは極めて微量であり,かつ放出する放射線のエネルギー及び放出比...