マイクロ波加熱によるbeta・gamma雑固体廃棄物の熱分解・溶融固化試験

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: マイクロ波加熱によるbeta・gamma雑固体廃棄物の熱分解・溶融固化試験
• 著者・編者: 福田 勝男; 栗林 寿; 三戸 規生; 進士 義正; 岩本 貞雄; 佐藤 元昭; 菊地 順彦; 田村 貢大
• 著者標目: 福田 勝男; 栗林 寿; 三戸 規生; 進士 義正; 岩本 貞雄; 佐藤 元昭; 菊地 順彦; 田村 貢大
• 出版年月日等: 1984-02
• 出版年（W3CDTF）: 1984-02
• 並列タイトル等: Pyrolysis and Melt Solidification Test of beta、gamma Solid Wastes by Microwave Heating
• タイトル（掲載誌）: JAERI-M 84-001
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: $\beta$、$\gamma$雑固体廃棄物のうち、難燃性の廃棄物、焼却処理に有害な廃棄物及びイオン交換樹脂について、より一層の減容と安定な固化処理を目的として、マイクロ波加熱による熱分解・溶融固化処理を検討し、試験した。また、溶融固化処理では、焼却灰、スラッジ、砂の溶融固化特性も調べた。この結果、下記の事項が得られた。(1)雑固体廃棄物試料は、単独もしくは混合系で容易に熱分解し、低分子量ガス成分に変換された。(2)トレーサーの排ガス系への移行率は、熱分解処理、灰化処理、溶解固化処理ともマイクロ波出力、パージガス量等には影響を受けず、試料それぞれについて固有の値となった。(3)熱分解・溶融固化処理におけるトータル移行率は、$^{1}$$^{3}$$^{7}$Csでは15.7\%、$^{6}$$^{0}$Coでは2.9\%であった。また、トータル減容比は、布、紙、塩化ビニルシートの混合系で約1500(減重比:約70)が得られた。模擬焼却スラッジ、砂の減容比は、それぞれ11、5、1.5が得られた。
• 一次資料へのリンクURL: /JAERI-M-84-001.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-84-001.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: $\beta$、$\gamma$雑固体廃棄物のうち、難燃性の廃棄物、焼却処理に有害な廃棄物及びイオン交換樹脂について、より一層の減容と安定な固化処理を目的として、マイクロ波加熱による熱分解・溶融固化処理を検討し、試験した。また、溶融固化処理では、焼却灰、スラッジ、砂の溶融固化特性も調べた。この結果、...