一般注記期間1973年3月23日$\sim$1973年6月20日▲目的IMW蒸気発生器試験施設に設置されているコールド・トラップで経験した割れ発生によるNa漏洩事故についての経過および検討結果を報告し参考に供する。▲要旨第2次IMW蒸気発生器試験に先だちNa純化運転を行なっていたところ2基目のコールド・トラップ(第1次運転からは通算6基目)の胴部の数個所に割れが発生しNaが漏洩した。ただちに運転を停止し解体し種々の検査を行なった。▲液体浸透探傷検査,顕微鏡写真観察等の結果から粒内割れであることが判明し応力腐食割れであろうと推定された。並行して事故対策をたて新しいコールド・トラップを取付け,運転を再開した。▲この経験に鑑み,Naの機器において従来経験してきた応力腐食割れについての実態調査をしこの問題に対する早急な対策をたてることが必要であると思われる。コールド・トラップについてはこの問題を含めてさらに総合的な検討を加えることが必要であろう。▲
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一次資料へのリンクURL/PNC-TN942-74-06.pdf (fulltext)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System