書店で探す
全国の図書館の所蔵
国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。
所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください
その他
JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System
デジタル連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。JOPSS:JAEA Originated Papers Searching Systemのサイトで この本を確認
書店で探す
書誌情報
この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。
- 資料種別
- 規格・テクニカルリポート類
- タイトル
- 著者・編者
- 川崎 正之野村 末雄伊丹 宏治近藤 達男近藤 靖子伊藤 昇圷 長
- 出版年月日等
- 1963-03
- 出版年(W3CDTF)
- 1963
- 並列タイトル等
- Corrosion of aluminum in water
- タイトル(掲載誌)
- JAERI 1035
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 出版タイプ: NA50$^{\circ}$C$\sim$90$^{\circ}$Cの温度範囲における静止純水中99.99\%Alの腐食に関する動力学的研究並びに腐食生成物としての表面被膜の構造解析が行われた。80$^{\circ}$C以下では、反応は三段階を経て進行し、反応速度は第一,第二段階では大きく、第三段階ではほとんど無視できるほど小さい。第一段階では、対数則に従って、boehmiteの薄い被膜が生長する。反応速度恒数は温度とともに減少し、これによって、反応の活性化エネルギーは、$\Delta$$H$=-4.1kcal/moleと計算された。boehmite被膜は二重構造をなしており、外側の被膜は通常のboehmite,被膜の大部分を占める擬boehmiteが内層として存在することが明らかとなった。第二段階ではこのboehmite被膜上にbayerite結晶が析出し、同じく対数則に従って膜状の発達をなし、ついには完全に表面を覆うに至る。同時に反応は、第三段階に移り、腐食反応はほとんど抑制される。90$^{\circ}$Cでは、第一段階におけるboehmite被膜は、均一構造を持ち、通常のboehmiteから構成されている。その成長は放物線則に従い、約100時間にわたって第一段階が継続する。第二段階において生成されるbayerite結晶は、三次元的な成長を行い、また初期に形成された結晶の成長が優先するために膜状の発達が抑えられ、200時間経過後もbayeriteが全面を覆うに至らなかった。
- 一次資料へのリンクURL
- /JAERI-1035.pdf (fulltext)