並列タイトル等Thrust Evaluation of Plasma Sail Using Three-Dimensional Hybrid Particle-in-Cell Code
タイトル(掲載誌)第11回宇宙科学シンポジウム: 講演集録 = Proceedings of the 11th Space Science Symposium
一般注記第11回宇宙科学シンポジウム (2011年1月5日-7日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所相模原キャンパス), 相模原市, 神奈川県
11th Space Science Symposium (January 5-7, 2011. Institute of Space and Astronautical Science, Japan Aerospace Exploration Agency), Sagamihara, Kanagawa Japan
惑星間宇宙航行システムとして提案されている磁気プラズマセイル(MPS)は、宇宙機の周辺に人工的なダイポール磁場による小規模磁気圏を作り、それを宇宙機からのプラズマ噴射にて広範囲に展開させ、太陽風を受け止めて推力を得る。
MPSの推力伝達メカニズムについては、Ideal MHD (MagnetoHydroDynamics)を用いた数値シミュレーションよって明らかにされ、以下の知見が出されている。
噴射したプラズマが超音速である場合、磁気圏境界面に流れる太陽風起源の誘導電流によって生じる誘導磁場が、宇宙機から超音速で噴射したプラズマによって打ち消されてしまい、コイルに生じる電磁気学的な推力は0となる。
よって、MPSにおいて、推力を得るためには、磁気圏拡大の為に噴射するプラズマを、亜音速以下の流速(噴射プラズマのBeta値を1以下)となるよう工夫する必要がある。
本研究では、現実的なMPSにおいて想定される磁気圏(太陽風イオンのラーマー半径>磁気圏スケール)において、有限ラーマー半径効果を考慮したハイブリッド粒子モデルを用いた数値解析によって、MHDモデルから出された結論を確かめるべく検討を行い、推力の定量的評価を行う。
形態: カラー図版あり
形態: CD-ROM1枚
Physical characteristics: Original contains color illustrations
Note: One CD-ROM
資料番号: AA0065426227
関連情報http://www.isas.jaxa.jp/j/researchers/symp/sss11/sss11_proc.shtml
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース宇宙航空研究開発機構 : 宇宙航空研究開発機構リポジトリ